今日はコーチらしい記事を書いてみようと思います。
テーマは「1年を振り返りましょう」というもの。
まず最初に振り返ることの利点をお伝えしますね。
まずは、どんな出来事があって、自分はどうなったかの、成果や成長を出すのは、
自信と自尊心に繋がります。
自己評価は大切です。
って、以前、Facebookに書いたら、通りすがりの男性が、
「評価は他人がするものだ! そうやって甘えていろ!」
みたいなコメントを頂きましたが、確かに、おっしゃる通り、
社会では他者から評価されて、それが数字になって表れ、
その数字は順位だったり、お給料だったり、はたまた、数字じゃなくても、
待遇や他人からの接し方でそれらが評価されることでしょう。
しかし、他人の評価だけで、自分の気持ちが浮いたり
沈んだりするというのは、自分の軸がないこと。
自分の軸がありますと、他人からの批判的な評価で
そんなに揺れる事はありませんし、もっと言えば、褒められても
嬉しい気持ちはあっても、それほど有頂天になることもありません。
で、振り返りですが、そこから自分なりの学びを記憶しておきますと、
成功体験としての自信になります。さらに言えば、
きっと1年おつらいことがあった方もいらっしゃることでしょう。
「思い出したくもないわい!」という経験が。
しかし、そういう経験って、何かの拍子に思い出したりします。
そのとき聞いていた音楽が流れるとか、そのときの香りとかで
記憶が吹き出して、一緒に負の感情も暴れ出してしまう時が・・・
そして、負の感情を乗せたままの記憶ですと、
怒りやら悲しみやら、憎しみやらの乱れた感情が出てきます。
だからこそ、早いうちに「教訓」と言う名の「大切な経験」に
記憶を変えておくのです。
よい1年だった人も、良くないことが起きた1年だった人も、
いい形にしておく、という作業をするかしないかで
これからの人生違ってくるのです。
ということで、今年1年の振り返りの質問です。
実際、クライアントさんと振り返りをするときにする質問の一部です。
■今年1年の中で、いいことも悪いことも含めて、一番印象的だった出来事は?
■どうしてそれが一番なの?
■そこから学んだ事(教訓)があるとしたら何?
■その経験は今後の人生においてどんな役割になりそう?
■あなたにとっての今年1年、漢字で表すとしたら何?
実際のセッションではもっともっと質問しますが、
こんな簡単な質問だけでも、今年の記憶をいい感じに
保存できることでしょう。
実は、信じられないかもしれませんが、記憶って全部、ウソなんですよ。
実際に「私が感じたとか!見た!」とか、「誰々が言った!」とか、
実は、全部自分の脳内のフィルターを通して、勝手なストーリーを作っているだけ。
脳は好きなようにデフォルメして、歪曲して好き勝手に作った記憶。
ダイレクトに脳に届くのは、嗅覚を通してくる匂いだけです。
視覚を通して入る情報も、聴覚を通して入る情報も、
体感覚も、一旦フィルターを通すので、
全部自分の都合のいいように解釈しているだけ。
であるならば、いい経験はよい経験といて自信たっぷりに記憶して、
つらいしんどい経験は、学びとして「経験できてよかった」という
よい記憶に作り直して、記憶していた方がこれからの
パフォーマンスが大幅に上がります。
振り返り作業はそんな大切な役目があるのです。
もちろん、振り返らず、前だけ見る!というのもあり。
そんなお方へのおすすめは、「来年を設定する!」です。
設定すると、あら不思議!その通りになります。本当に。
ですから、超簡単な質問です。
■来年、漢字一文字で表すとしたらどんな漢字?
それはどんな意味。
上記の質問は来年を設定することになります。
お互いいい年にしましょうね。
ちなみに、私にとって今年も色んなことがある年でした。
どれも、記憶の改ざんは終わっているので、
やっぱりつらい出来事も、感謝の出来事に変わっていますし、
その経験は人としての深みに繋がったと思います。
喜怒哀楽全部、思いっきり味わい尽くしました。
大きな変化の1年でした。
そして、漢字一文字・・・一つに絞れない・・・
「苦」「愛」
・・・なんだかドロドロした昼ドラみたいな漢字 笑
苦汁を飲まされた年でもありましたが、
しかし、たくさん愛を注がれた年でもありました。
私に愛を注いでくださったそれのおかげで、
その苦汁は、だんだんと甘い汁に変わっていきました。
皆様の愛、本当にありがとうございました。
来年は「影」または「陰」かな?意味は・・・
今以上に、影のような存在になりたい。陰に隠れていたい・・・
もっともっともっと引きこもりたい・・・どよよよ~ん・・・笑
「それ以上引きこもってどーすんだーーー!」
ってどこからか聞こえてきそうです。
またもや、執筆に忙しい1年になりそうです。
ではでは、上記の質問に今年中に答えてみて。
あとでやろうと思うと、やらないでしまうかもしれませんので、
読んだついでに、コメント欄で書き込んで行くのも整理されてよいかもです。
全員のを読みます。
さあ、残すところ今年もあと半月。
周りが忙しいと忙しい気分になると思いますが、
のんびりいきましょ!ではまた明日。