今闘病中の方、ご親戚やご家族でご病気の方には

とても大切なメッセージが含まれている記事だと思います。

彼女は長い当ブログの読者でもあり、そして、私がこの世界に入るのに、

最初のきっかけを与えてくれた大切な友人です。

その彼女が昨年7月、ステージ4(一番悪い)の末期がんであることを知らされて、

私は当ブログの読者さんたちに、回復の祈りの呼びかけをいたしました。





新しく当ブログの読者になった方もおいでだと思いますので、

その時の様子をまずは下記から読んでから、

今日の記事をお読みいただければと思います。

①人の美しさとは.....

②祈りの力 意識は大きな変化をもたらす 






あの時、ブログにて、彼女の回復を願う祈りの呼びかけをして

その祈りの言葉をコメントにしたためていただけるよう、

皆様にお願いいたしましたら、600以上のコメントが集まり、

強い祈りの力がこもった彼女への千羽鶴のような役目を果たしました。





すべて印刷して彼女に渡しました。

自分宛に、世界中の人々からの回復を願い言葉たちに触れて、

体に変化が起きないわけがないのです。

彼女は、そのコメントを何度も何度も目を通したそうです。

その後、驚くほどの回復をみせて彼女は元気になりました。





昨年の7月、私は新幹線の中で、彼女からのメールを読みました。

私にお別れの内容とも思わせるもので、正直彼女の死を覚悟しました。

しかし、運命ってすごいな、と思える事がその後起きました。





ステージ4の末期がん。彼女が私メールをくれたその時点では、

抗がん剤治療も拒否、ホスピスで死を待つ事を選択していたようです。

私は、その彼女の選択を尊重しようと思っていました。

死へ向かう恐怖に寄り添うつもりでした。ですから、

「生きようよ!」などと言うつもりもまったくなかったのです。

生きる事のほうがつらいから・・・

しかし、私が会いたい、と言ったところから、運命は変わっていきました。





新幹線で仙台から東京に到着するまでの2時間で、

メールのやりとりをしているうちに、

彼女は生きることへの希望を少しずつ持ち始めていました。

ちょうど私は、出版社との打ち合わせがあって東京に

行っていたのですが、空き時間があり、彼女に会いに病院に行きました。





彼女はご自身の母親を亡くしたばかりで、

その後に自分の病状を知り、もう命をあきらめた状態でした。

無理もありません。彼女の場合は、お腹の痛みが相当なものだからです。

その痛みと向き合うにはつらすぎる状況だったと思います。





しかし、私は彼女を生きることを励ますつもりもありませんでしたし、

彼女の選択に寄り添うつもりだったのですが、

何かに導かれるかのように、私はこんなことを口走ってしまったのです。





「亡くなったお母さん、まだ来るなって言っています」と。




その瞬間、友人の目が、ほんの一瞬だけなのですが、

カッ!と意志の強い瞳に見開き、「え?本当ですか?」と

食いつくように聞いてきたのです。私は霊感も何もありませんが、

「はい。そうだと思います」と言ってしまいました。





友人を後にして、お姉さんとお話ししたのですが、

お姉さんは「あの子は私と違って、本当に素晴らしい子で、強運なんです」

と何度も言っていました。『強運』というのを聞いて、

絶対そうだ、と私も確信しました。なんせタイミングが良過ぎで。

まるで彼女が生きるためのお膳立てがされているような気がしたのです。





病気はありがたくないものと受け取るかもしれませんが、

いろんなことを教えてくれるものでもあります。

無理が祟って病気になることもありますし、

自分を顧みなさいよ~、というお知らせのケースもあれば、

中には、その病気と共に成長しているその人を見て

多くの人が学びの機会を得ることもあります。





彼女は生きることを選択し、回復することを望みました。

いくら、周りが祈っても彼女の意志が一番なので、

彼女がそれを選んだと知った時に、周りの人々の祈りは

聞き届けられると私はその時に、確信したのです。





ということで友人は元気にしております。

ステージ4と言ったら、ステージ1~4あるうちの中の

末期の末期状態です。死を待つ人だけの人もいます。

そんな中で彼女は回復していきました。





彼女から祈ってくださった皆様に感謝のメールが届きました。

どうぞお読みくださいませ。






「いつの日 か、ワタナベさんより記事にしていただき
闘病中に多くの方より応援メッセージを頂いた者です。
今日は現在の体調のご報告を兼て感謝の気持ちをお伝えしたく、
ワタナベさんにお願いしましてこちらに書かせていただいています。


昨年、病状に気づいた時には…診察の結果、
原発不明癌の腹膜播種でステージⅣの末期ガンでした。
先生の見解では、抗がん剤での治療方しかなくそれでも持って
半年から1年だと言われての治療スタートでした。


入院した当時からすでに麻薬の痛み止めを使う程の強烈な癌性疼痛で、
意識も朦朧とし鼻や体のあちこちからチューブが出ており、
一体何本のチューブに繋がれているのかと言う状態で
ワタナベさ んにお会いしました。


医者からもホスピスを奨められていましたし、
どうやっても生きる術は残されていないようなことを
聞かされていましたので、だったら抗がん剤治療もしたくないと拒否をしていました。
そんな中でワタナベさんの応援と私は本当は生きたいんだ!と言う気持ちが蘇ってきて
辛い抗がん剤治療に立ち向かう決意ができたのでした。


それから何度目かの抗がん剤治療の後に再びワタナベさんにお会いしました。
その時は抗がん剤がよく効いてくれて、
腹水も消滅し少しは容態も改善されてる感じでした。


そんな中、読者さまよりどこの誰かもわからない、
私の為に多くのメッセージや祈りを送って頂き
とてもとてもビッ クリしたと共に、
嬉しい気持ちで私の力となり励みになりました。


抗がん剤の副作用で時に負けそうになると、
その沢山のメッセージを読み返し力を補充していました。
中でもどなたかのお言葉で代替療法の免疫ワクチンの事を知り、
後に動けるようになってから開始しました。


今年に入ってCTには癌が写らないまでになり、
腫瘍マーカー値も正常範囲になりました!
あれほどあった癌が消えたのです!


開腹手術をしたけれど、手の施しようがなく閉めたほどの癌だったのに…
1月を最後に抗がん剤はお休みし、現在は免疫ワクチンの注射のみをしています。


先日、飛行機に乗って瀬戸内海の方へ2泊3日で旅行してきました(笑)
ありがとうございます。本当に本当にこんなに元気になって、
今こうして無事に生きていられるのもみなさんの惜しみない祈りや応援のおかげです。


その祈りが私の中で奇跡が起こり、
免疫力が最大となって癌を消滅させたのでしょう。
主治医も驚いてビックリしています。


このような症例が無いわけではないけど…
万に一つの珍しいケースだと言われました。


毎日の家事ができたり、自然の草花や風に触れるだけで
生きている喜びに浸れる毎日を今、送っています。
応援していただいた読者様には感謝の気持ちで一杯です。
本当にありがとうございました。


まだまだ癌とは油断ならないものなので、
これで気を抜かずに頑張って行こうと思っています 。
本当に何度も同じ言葉で恐縮ですが、ありがとうございました!
この場をお借りして感謝の気持ちにさせて頂きます。」





奇跡は起きる!と言いたいところですが、奇跡ではなくて、

人間は意識で体にも変化がおきるようになっています。

それは量子学的にもそうですし、実際、体の素材である素粒子たちは

自分の意識と、他人の祈りや思念や意識によって変わることがあるのです。





彼女の体験から私はたくさんのことを学ばせていただきました。

人は死を目の前にしたときには、時々降りかかる問題なんて

小さなものだな、という気持ちになります。

今日は私からも、祈ってくださった読者さんに心からの感謝を・・・

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