こんにちは。ワタナベ薫です。
これまで、週休4日制でしたが、来月から週休5日制です。
5日間休んで、2日間だけ集中して仕事。と言っても、
ここでいう仕事とは、コーチングセッションですから、これまた
楽しいものですが、じゃあ、残りの5日間、何するの?って話ですが、
遊ぶ!(^∀^)イェーイ!
・・・と言っても私の遊びは、読書をすることやブログを書くこと、
また今年は出版が続けて3社ありますから執筆作業に集中します。
インプット作業とアウトプット、体鍛えたりメンテしたりとかあるんですが、
結局全部遊びのようで仕事のよう。仕事のようで遊びのよう、ってとこです。
さて、今日の記事は、昨日の記事の続きです。
何かというと、一読者様からご質問を受けまして、
大切なことなので、ブログの記事で扱うことにいたしました。
昨日の記事の後半部分で、最近のfacebookの傾向について書きました。
一企業の名前をあげ、また商品名を公表して、その危険性をfacebookで伝え、
それを読んだ人々が情報に怒りを感じ、正義感でシェアし、
何百万人、何千万人にもその情報を拡散していること。
幾人からもコメントいただきました。そういう情報を自分も違和感があったと。
で、昨日の私の記事の内容はこうでした。
「いい思考や感情だったらいいんですが、恐れや不安要素だったら、
それもまた他の人への影響、そしてその不安が現実化する、
さらに現実にならなくても、他人にそれを伝えた途端、
その情報を受け取った人は、無意識に脳とメンタルはバランスを取るために、
体に悪いことをしたくなる衝動に駆られる、という傾向があります。」
で、上記の文に関して次のようなご質問をいただきました。
「体に悪いことをしたくなる衝動とは、
例えばどのようなことでしょうか、
2-3例をいただけると大変に納得できます。」
確かに、あの文章だけじゃ、「え?何で?危険がわかったら
逆にそれを避けようとしたくなるんじゃ?」って普通思うはずですよね。
私もそう思いますが、無意識、脳の機能、メンタルはそうではないようです。
不安な情報を取り入れることの危険性というのは、
私が伝えたいのは2つほどありまして、長くなるので
今日は1つだけお伝えします。1つ目は、脳の機能とメンタル面から。
私たちはストレスを感じますと、ストレス解消、というのをしたくなります。
これはよーくわかりますよね。ストレス解消の何かをすると、
快楽物質である、ドーパミンなどがが脳内で分泌され、
それによって、「あ~、楽しかった~!」みたいにスッキリしたり
気持ちよくなったりします。
・・・が、実は、そのストレス解消もあまり効果がない
というのが調査結果からわかっているようです。
ある実験では、女性は特に不安を感じるとチョコレートや体に悪い
甘いものなどを食べてしまうことが多い、との結果がでているそうです。
ほんの少しのチョコならば、気持ちがいいのでいいですが、
ストレスが高じると多量に摂ってしまう傾向があるわけです。
似たようなこととして、喫煙に対する怖い情報、例えば、
肺がんになるよ~、とか、お肌がボロボロになるよ~、とかの
怖い情報で、タバコをやめようとしている人たちは、
もっともっと吸いたくなったり、または経済的に大変、と言われれば
言われるほど、衝動的に買いたくなったりするようです。
簡単に言うと、脳はストレスを感じると、気晴らしがしたくなる、
その気晴らしというのは、たいていの場合、そのストレスが強ければ強いほど、
欲求が強くなり、過度の飲食、タバコ、買い物、などを求め、
それをやることによって、快楽を味わう、という仕組み。
そして、もう一つ「恐怖管理」という心理現象があって、
自分の命の危機を感じたときに(それはこわい情報などを聴いたり見たりして)
脳内では軽いパニックが生じ、無意識に安心感を得られるものにすがる、
それが身近な、体に良くない多量に砂糖を使ったお菓子とかタバコとかに走るわけ。
2009年におもしろい実験がなされたようです。
死亡の危険性をうたうタバコの警告表示が人々のストレスに
なっていることがわかり、その不安にかられた喫煙者たちの
ストレス解消は結局、喫煙だったそうです。
またまだ興味深い実験があり、人が死亡したニュースを
テレビで見た人たちが、高級車や高級腕時計への贅沢品の広告に
購買意欲が高まった、ということがわかったそうです。
まだまだ事例があるのですが、人は恐怖を感じると
その不安を解消するために、体に悪いことや経済的に
ピンチになるような高級なものを買ったりしたくなる、ということです。
どうして、ストレス解消の有益とされている、
ヒーリングミュージックを聞くとか、自然を楽しむとかに
走らないかというと、それらはドーパミンが出ないから。
ドーパミンは強い刺激なのでね。
むしろ、ストレス解消は、静かに気分を高揚させるセロトニンとか
オキシトシンなどの、じわわ~、というほうがいいんですが、
ドーパミンのように興奮しないため、効いているのかどうかわからないから、
そういうストレス解消をあまりしたがらないわけ。
(「スターンフォード自分を変える教室」大和書房 参考)
だから、暗いニュースを見続けることは
脳と心理状態に悪い影響を与える、しかも、
それから影響を受けている、と知らないでそうなってしまう、
というところが落とし穴なんですよね。
よかれ、と思って怖い情報や心痛む情報を正義感ゆえに、
また、周りの人に悪くなって欲しくないがゆえに、拡散しているのは、
逆に、周りの人々に無意識下に入り込んで、軽いパニックや
ストレスを感じさせたりしていることに加担していることになるのです。
ただ、誤解してほしくないのは、正しい知識は必要である、ということ。
そして、取り入れる側もその責任があるよ、ということもです。
そして、多くの人が、こうした不安情報を拡散していることを、
私が懸念していることの中には脳と心理面だけでなく、
もっと大きな力があることについてです。
それは、集合意識とか想念の現実化とか、または
量子力学的で言えば、やはり、多くの人々の思考や感情が乗っかったこと、
というのは、エネルギーなわけで、それらには、物質をも動かす力、
現実を引き起こす力、そういうものもある、ということです。
これについては、また長くなるので、別の機会に書きますが、
よく私もブログで例えで書きますが、マザーテレサが
「反戦運動には参加しない」と言ったことと関係があります。
つまり、フォーカスする点がネガティブな部分ですと、
そこが増大してしまう理由、ということ。
今日の記事はちょっと固かったですか?
でも暗いニュースを見ていると、お菓子がすごく食べたくなる、
というのと関係があるので、できれば、ドーパミンよりも
日常生活で、のんびりジワワ~と感じるセロトニンとか
オキシトシンの物質が出るようなストレス解消をしていきたいですね。
そうしていると、そういう情報に過度に不安を感じることもないでしょう。
メンタルの安定は、健康的な食事や生活ももちろん重要なのですが、
私たちが取り入れる情報も、かなりの影響を与えることを
覚えておきたいものですね。
何か参考になることがありましたら、幸いです。
明日の訪問もお待ちしております。
これまで、週休4日制でしたが、来月から週休5日制です。
5日間休んで、2日間だけ集中して仕事。と言っても、
ここでいう仕事とは、コーチングセッションですから、これまた
楽しいものですが、じゃあ、残りの5日間、何するの?って話ですが、
遊ぶ!(^∀^)イェーイ!
・・・と言っても私の遊びは、読書をすることやブログを書くこと、
また今年は出版が続けて3社ありますから執筆作業に集中します。
インプット作業とアウトプット、体鍛えたりメンテしたりとかあるんですが、
結局全部遊びのようで仕事のよう。仕事のようで遊びのよう、ってとこです。
さて、今日の記事は、昨日の記事の続きです。
何かというと、一読者様からご質問を受けまして、
大切なことなので、ブログの記事で扱うことにいたしました。
昨日の記事の後半部分で、最近のfacebookの傾向について書きました。
一企業の名前をあげ、また商品名を公表して、その危険性をfacebookで伝え、
それを読んだ人々が情報に怒りを感じ、正義感でシェアし、
何百万人、何千万人にもその情報を拡散していること。
幾人からもコメントいただきました。そういう情報を自分も違和感があったと。
で、昨日の私の記事の内容はこうでした。
「いい思考や感情だったらいいんですが、恐れや不安要素だったら、
それもまた他の人への影響、そしてその不安が現実化する、
さらに現実にならなくても、他人にそれを伝えた途端、
その情報を受け取った人は、無意識に脳とメンタルはバランスを取るために、
体に悪いことをしたくなる衝動に駆られる、という傾向があります。」
で、上記の文に関して次のようなご質問をいただきました。
「体に悪いことをしたくなる衝動とは、
例えばどのようなことでしょうか、
2-3例をいただけると大変に納得できます。」
確かに、あの文章だけじゃ、「え?何で?危険がわかったら
逆にそれを避けようとしたくなるんじゃ?」って普通思うはずですよね。
私もそう思いますが、無意識、脳の機能、メンタルはそうではないようです。
不安な情報を取り入れることの危険性というのは、
私が伝えたいのは2つほどありまして、長くなるので
今日は1つだけお伝えします。1つ目は、脳の機能とメンタル面から。
私たちはストレスを感じますと、ストレス解消、というのをしたくなります。
これはよーくわかりますよね。ストレス解消の何かをすると、
快楽物質である、ドーパミンなどがが脳内で分泌され、
それによって、「あ~、楽しかった~!」みたいにスッキリしたり
気持ちよくなったりします。
・・・が、実は、そのストレス解消もあまり効果がない
というのが調査結果からわかっているようです。
ある実験では、女性は特に不安を感じるとチョコレートや体に悪い
甘いものなどを食べてしまうことが多い、との結果がでているそうです。
ほんの少しのチョコならば、気持ちがいいのでいいですが、
ストレスが高じると多量に摂ってしまう傾向があるわけです。
似たようなこととして、喫煙に対する怖い情報、例えば、
肺がんになるよ~、とか、お肌がボロボロになるよ~、とかの
怖い情報で、タバコをやめようとしている人たちは、
もっともっと吸いたくなったり、または経済的に大変、と言われれば
言われるほど、衝動的に買いたくなったりするようです。
簡単に言うと、脳はストレスを感じると、気晴らしがしたくなる、
その気晴らしというのは、たいていの場合、そのストレスが強ければ強いほど、
欲求が強くなり、過度の飲食、タバコ、買い物、などを求め、
それをやることによって、快楽を味わう、という仕組み。
そして、もう一つ「恐怖管理」という心理現象があって、
自分の命の危機を感じたときに(それはこわい情報などを聴いたり見たりして)
脳内では軽いパニックが生じ、無意識に安心感を得られるものにすがる、
それが身近な、体に良くない多量に砂糖を使ったお菓子とかタバコとかに走るわけ。
2009年におもしろい実験がなされたようです。
死亡の危険性をうたうタバコの警告表示が人々のストレスに
なっていることがわかり、その不安にかられた喫煙者たちの
ストレス解消は結局、喫煙だったそうです。
またまだ興味深い実験があり、人が死亡したニュースを
テレビで見た人たちが、高級車や高級腕時計への贅沢品の広告に
購買意欲が高まった、ということがわかったそうです。
まだまだ事例があるのですが、人は恐怖を感じると
その不安を解消するために、体に悪いことや経済的に
ピンチになるような高級なものを買ったりしたくなる、ということです。
どうして、ストレス解消の有益とされている、
ヒーリングミュージックを聞くとか、自然を楽しむとかに
走らないかというと、それらはドーパミンが出ないから。
ドーパミンは強い刺激なのでね。
むしろ、ストレス解消は、静かに気分を高揚させるセロトニンとか
オキシトシンなどの、じわわ~、というほうがいいんですが、
ドーパミンのように興奮しないため、効いているのかどうかわからないから、
そういうストレス解消をあまりしたがらないわけ。
(「スターンフォード自分を変える教室」大和書房 参考)
だから、暗いニュースを見続けることは
脳と心理状態に悪い影響を与える、しかも、
それから影響を受けている、と知らないでそうなってしまう、
というところが落とし穴なんですよね。
よかれ、と思って怖い情報や心痛む情報を正義感ゆえに、
また、周りの人に悪くなって欲しくないがゆえに、拡散しているのは、
逆に、周りの人々に無意識下に入り込んで、軽いパニックや
ストレスを感じさせたりしていることに加担していることになるのです。
ただ、誤解してほしくないのは、正しい知識は必要である、ということ。
そして、取り入れる側もその責任があるよ、ということもです。
そして、多くの人が、こうした不安情報を拡散していることを、
私が懸念していることの中には脳と心理面だけでなく、
もっと大きな力があることについてです。
それは、集合意識とか想念の現実化とか、または
量子力学的で言えば、やはり、多くの人々の思考や感情が乗っかったこと、
というのは、エネルギーなわけで、それらには、物質をも動かす力、
現実を引き起こす力、そういうものもある、ということです。
これについては、また長くなるので、別の機会に書きますが、
よく私もブログで例えで書きますが、マザーテレサが
「反戦運動には参加しない」と言ったことと関係があります。
つまり、フォーカスする点がネガティブな部分ですと、
そこが増大してしまう理由、ということ。
今日の記事はちょっと固かったですか?
でも暗いニュースを見ていると、お菓子がすごく食べたくなる、
というのと関係があるので、できれば、ドーパミンよりも
日常生活で、のんびりジワワ~と感じるセロトニンとか
オキシトシンの物質が出るようなストレス解消をしていきたいですね。
そうしていると、そういう情報に過度に不安を感じることもないでしょう。
メンタルの安定は、健康的な食事や生活ももちろん重要なのですが、
私たちが取り入れる情報も、かなりの影響を与えることを
覚えておきたいものですね。
何か参考になることがありましたら、幸いです。
明日の訪問もお待ちしております。