こんにちは。ワタナベ薫です。

今日は再び朝から東京へGOです。ちょっとお勉強してきます。

こんだけ毎週行っていますと、ホント隣町に行く気分になりますね。

通勤圏内じゃ?ってくらいなもんです。以前はいろんな人々に、

「仙台住んでいる意味は何ですか?」と聞かれたこともあります。



ビジネスを展開するには、東京がやりやすいしでね。

いずれ、東京に住むことになるんだな…と何となく思っていましたが、

今は、それはなくって、ずっと仙台にいたいです。あいらぶせんだい。

特に親が生きているうちは、ちょくちょく様子を見に行きたいしで。

ということで、今日も都会の空気を吸ってきます!



今日はコーチングにも通じる話。「夢や目標」について。

夢や目標を持つことは、人生を豊かにする上では

必須のことだと私は思っています。夢や目標の定義が

人それぞれ違うと思うのですが、夢目標は身近なことも含みます。




しかし、もし、大きな夢があってそこに自分が

向かって行っている自分がいるなら、尚素晴らしい!

大きければ、エネルギーもより大きく使うので、

あなたから輝きがでることになるから。




よく視点を高く持つ抽象度をあげることの大切さを語っている本を私も見ます。

てか、苫米地氏の本が多いのですが。抽象度を上げる、って何か?

を簡単に言うと、そのことに関しての、具体性をなくす、ということ。




夢があったら、そのゴールだけを見るのではなくて、

どんなことが成し遂げられるのか?どうなっていくのか?

どんどん視点上げていって高い位置からその夢を見降ろしてみること。




抽象度があがると、問題は小さく見えてくるし、やりたいことなどは

もっともっとやりたくなり、それらが出来るような気になりますし、

いろんなものが見えてきます。そして、上に上に視点が行くと、

行きつくところは空(くう)悟りの境地、と言われています。ホントそうだと思う。




このように視点を高く持つ、または抽象度をあげることを、

コーチング用語ではチャンクアップと言います。

チャンクとは塊(かたまり)のこと。それをもっともっと大きくして、




◆それらが何のために役立つか?

◆なぜそれらが必要なのか?

◆それが手に入るとどうなるか?

◆それはどんな目的のために?




答えが出たところで、何のために?何のために?という質問を

繰り返していきますと、とんでもなく抽象度が上がって

宇宙まで行っちゃう場合もしばしば。



それらの質問で、その夢や目標の塊(かたまり)をもっともっと大きくするのです。

で、そのように視点を高く持ち、抽象度をあげただけで、夢が叶うか、

と言ったらそうではありません。それで終わったら、ただのドリーマー、

夢見る夢子ちゃんでしかない。




うまくいけば叶うかもだけど、いつもいつも夢ばかり語っている人で、

夢が叶っていない人をみたことありませんか?

彼らは、抽象度が高いのに、まだ叶うと信じている

根拠のない自信があるのに、なぜ叶わないのでしょうか?




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コーチングでは、そのようにチャンクアップした後に、

現状を必ず直視してもらいます。そこでいかに

夢や目標とのギャップがあるかわかります。

「おーい!目ぇ覚ませ~。現実はここだぞーい!」みたいに

ちゃんと戻ってきてもらう作業をコーチングではします。

その作業をすると、一瞬モチベーション下がりますです。




最初に抽象度を上げておきながら、今度は抽象度を下げる。

つまり、さっきの逆、チャンクダウンをします。




チャンクダウンとは、チャンクアップの逆ですから、

塊(かたまり)を小さくする作業です。つまり、

そこに到達するのに方法論を砕いて細かく出し

さらに行動計画をたてていくこと




なので抽象度をあげてばかりいると、夢はただの夢で終わってしまう。




5年も前の話になりますが、仕事関係で知り合った男性と

自分の夢や目標について話をする機会がありました。

彼は独身40歳にしてバイト生活、月に十数万円しか稼いでいませんでした。

さらに借金のおまけつき。




その男性は、月収100万にするのが目標だと言っていましたが、

三ヶ月くらいでで達成したい!と言ってました。

さらに、彼は続けて、一年後には月収1000万円と言っていました。

月収ですからね。月収1000万。年収にしたら1億超えになる、と言ってました。




あまりにもワクワクして語っていたので、何か策はあるんだろうな~、

と思って「何をしてそうなるんですか?」と聞いたら、

「自分はすごく能力があるから、みんなが自分を必要としていて、

きっと全国でレッスンしたり本を出版したりして100万はすぐ儲かると思う!」

とワックワクしていました。その時は私もコーチとかじゃなかったので、

ドン引きして、夢を語る彼を奇異な目で見ていたと思います。




そして、夢の中にいて目がキラキラしている彼を見て、心の中では、

「おーい!現実に戻ってこーい!地球に戻ってこーい。

人間なんだから、こっちに帰ってこーい!」とさえ思ったのでした。




しかも会うたびにデッカな、夢ばかり語っているのです。

あれからずいぶん経ちますが、風の便りによると、まだ独身バイト生活らしいです。

彼が夢を叶えることは難しいかもです。彼に必要なのは、チャンクダウンしていくこと




夢を叶えるのに必要なのは、抽象度を上げた後に、

具体的なことを出していかねばならないのです。そして、行動なわけです

行動しないで手に入るものなんて高々しれてます




夢はワクワクして語った後、ちゃんと現実に戻ってこようね、の話。

チャンクアップはとってもコーチングの中でも大切なこと。

抽象度を上げ、視点を上げるのは本当に必要な事です。




しかし、その後、しっかり現実に戻してあげてください。

チャンクダウンして、方法論や行動計画を立て、その後行動あるのみです。



私も妄想内でかなり抽象度上がって、ある時は神様の足元に猫のように

丸くなって寝ている場面が見えたことがありますが、そこにばっかり

行っていると、危ない人になるので、しっかり地球に戻ってきたいと思います。



それでは、また明日の訪問もお待ちしております。



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