今朝、いつもより遅い時間に、心地よくゆっくり目を覚ます。

目覚めた直後、切ない気持ちと、嬉しい気持ちと、

そして、ほんのり温かい気持ちで私は満たされていた。



27 美人 朝.jpg




もう、別れて10年以上もなる元彼と、

イタリアンのお店で食事をしている夢を見た。

そこには、彼と全く接点のなかった私の兄もいる。

おいしそうに食べる彼。そしてその彼をみつめながら

目を細めて微笑んでいる私。




時間軸としては、別れる前ではなく現在の様子。

10年以上も前、彼は、「俺は目標が達成するまで結婚しない」

といって、私と別れた。あれから、10年以上の年月がたったが、

彼の目標は達成されていない。・・・が、しかし、

彼は2年前に結婚した。




なぜか、その結婚の報告を風の便りで聞いたとき、

「おめでとう」という気持ちと、そしてその選ばれた人を

うらやましく思う感情がよぎった。




その後、奥さんという人もチラッと見たことがある。

私とは全く真逆のタイプで、物静かで、一回見たら

忘れてしまうくらい、おとなしい女性だ。

もう、顔も思い出せないくらい。







お互い、結婚した者同士だけど、

まるで恋人同士のように、イタリアンのお店で食事をする。

夢の会話の中で彼は、経済的に苦しい、と言っていた。

奥さんが心の病で大変、とも言っていた。




そこのイタリアンのお店で不思議なことに食材が売っていたので、

私は、たくさんの食料を買い込んで、彼に持たせようとした。

「奥さんに作ってもらいな。好きなものたくさん買っておいたから」

といって、買い物袋を渡した。




彼は泣きそうな顔で私を抱きしめようとした。




・・・そのとき、目が覚めた。




夢で逢えた歓び・・・

叶うことがなかった恋のせつなさ・・・

そんな感情が入り混じって目が覚めて、

いつもの仕事部屋にいったら、流れていたラジオの音楽は、

彼が大好きだったJUDY&MARYの「散歩道」。

偶然なのか必然なのか。夢を通してまるで、

彼が私に会いにきてくれたかのよう。




それを聞きながら、

「YUKIより好き」と言ってくれた彼を思い出してなんだか、

それが100年も前のことのように思えたり・・・

いや、しかし、昨日のことのように思えたりもして・・・




涙が出そうになったとき、

ある音で一気に涙が引っ込んだ。




隣にいた夫のオナラっ!加えて、そのあとゲップ!




そんな日々の日常に我に返って、夫を見たら、

なぜだか笑えてしかたがなかった。

やっぱり、夫と一緒になってよかったと、

改めて思うのであった。



27 美人 ダイヤモンド.jpg



せつないこの恋は、

まるで小さな一粒のダイヤモンドのように輝き、

それををシルクの布に包み込んで、

引き出しの、奥の奥の奥にしまい込んで、

時にそれを取り出し、身に付けることもないのだけれど、

手の上で転がしてみたり、太陽に当ててみたり、

そんな風に思い出を楽しむのだろう。

やっぱりそれは私の宝物だったりする。

そんなことを思った一日だった。




今日、私の口から出て行くため息はの色は、

薄ピンクな感じがした。




あなたが人生を共に歩むことを選んだその人と、

絶対幸せでありますように・・・

との祈りを込めて。





*********************************

【お知らせ】

こんにちは。ワタナベです。

Twitterはじめましたー。

よろしくお願いします。プロフィールボカしなし画像

載せてみました。勇気の一歩です。暇なとき、つぶやいてみます(笑)

ワタナベのホームはコチラから

*********************************




↓最近のマイブームです。毎日腹に巻いて仕事しています!
 「おうちで簡単岩盤浴」