避雷器(アレスター)設置の勧め

 

 

 以前のブログ『10MHz帯ひし形(ダイヤモンド)ループアンテナの製作』の中で記述しましたように、背の高いアンテナを設置した場合、避雷の目的で避雷器(アレスター)の設置をお勧めします。当局の3つあるアンテナの中で先端が最も高いものが21MHz帯のひし形ループアンテナで、最先端の地上高が約16mあります。念のために、アンテナを設置した木の根元付近の給電ケーブルに同軸ケーブル用の避雷器を設置しました。

 購入したのは、ダイアモンド社製の同軸避雷機器(雷サージ・プロテクター)のSP1000(M型接栓付、M-J/M-J)、通販で3000円程度です。コネクターの違いで3種類(他にSP3000とSP3000P)ありますが、通常はSP1000でOK!他の部品として、避雷用のアースにつなぐ、直径3mm程度の銅線を持つ絶縁線と避雷用のアースとして地中に打ち込む銅パイプ、もしくは銅の棒、当局は50㎝程度の銅の水道管を手に入れました。ともにホームセンターで入手可能です。

 

 

 写真の灰色のコードが避雷器とアース用銅パイプをつなぐ絶縁銅線。写真は、典型的な”悪い例”で、長くうねっていますが、最短にして下さい。
 なお、避雷器の説明書中の”設置方法”を熟読し、指示に従って下さい。ちなみに、SP1000の最大通過耐電力は400W(PEP)です。KWターの局は、別途避雷器を探して下さい。

 

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