「皆さんには5年で全員やめてもらいたいと思います。」と
あこがれていたその企業経営者に言われました。
この”5年でやめる”とは、「目標に期限を設けることにより、到達するまでのスピードが加速する」ということです。 新卒だった当時は言葉は理解している程度でした。そして、その約5年後には新規開拓の営業マンをやっていました。新規開拓担当ですが、まったく成果がでず(約1年間成果ゼロ)、毎日同じような日が続いていました。あるとき転機が訪れました。毎年、健康診断を受けますが、その年の健康診断で精密検査を受けるよう言われたのです。地元では大きめの病院に行き、精密検査を受けました。頸部に鶏卵大の腫瘍。すぐに60kmほど離れた国立病院に行き病理検査となりました。悪性か良性か?20代で人生が終わる・・・と本気で思いました。そして何を感じたか・・・?明日がある保証はない。時間の大切さです。「時間」。これは何にも代えがたいものなのです。手術を終え、数週間して営業に復帰することができました。いつ人生の終わりが来るかはわからない。長さは変えることはできません。その後、昨日の自分と比べ、今日の自分はどう変わったか。これを強く意識するようになりました。まったく会えなかったアポイント、だめだったで終わっていたのが、”なぜ”できないか?”なぜ”できたのか?を考えるようになりました。そして相手が経営陣の場合を含め、既存顧客に対応しながら年間約200回の新規アプローチをつづけ。成果を上げることができるようになりました。そこで、本当にわかりました。新卒の入社式で「5年でやめなさい。」と言われた意味が。テクニックはあくまで土台の上に乗っかるものです。すなわち土台、考え方が人間を大きく分けるのです。成果を上げる人と、あげられない人の大きな違いは、ちょっとした考え方です。一日8時間でも、それぞれの過ごしている8時間は異なる。新規開拓営業の場合、成果を上げる営業マンと、そうでない営業マンはまずここの違いだと思ってください。逆に言うとここを変えることこれが一番必要なスキルだと考えてください。そして成果が上がれば、自分自身の市場価値も上がります。新たな顧客を作るスキルですから。「新規顧客開拓」とは、営業マンにとって”自分自身の市場価値を上げるための大きな手段”でもあるのです。