深夜0時頃、頭痛で目覚める。3440mで高山病とは情けないが、この先は厳しいようだ。頭全体が締め付けられるような鈍い痛みが続く。読書で紛らわそうとするが、全然ダメで、そのまま悶々としていたら、4時頃には少し回復。5時頃には寝てしまい、6時半起床。頭痛はかなり改善している。朝食のトースト・目玉焼きを食べる。

 


今日は高度順応日。日本人経営で有名なヒマラヤ・ビューホテルとKhmujung(クムジュン3790m)Gonpa を巡るミニトレックの予定。ヒマラヤ・ビューホテルは、その名の通り、ヒマラヤ連山の絶景を見渡せ、右からAma Dablam(アマダブラム6856m)、Lhose、Everest、Tawche(6542m)が並ぶ。五つ星ホテルで、ヘリコプターで泊まるセレブもいるらしい。大学OB、冒険家・三浦雄一郎一家の石碑もあった。そこから、Khmujung Gonpaまで歩く。この辺りで再び頭痛。Gonpa(チベット寺院)には、雪男(イエーテイ)の頭皮がありがたく飾られていた。まあちゃんとした研究ではカモシカの皮らしいが、そもそも神話とサイエンスは相いれない。

Gonpaを回って、Namcheに帰る。3790mから3440mへと、ほんの少し高度を下げるだけで、頭痛は楽になるがまだ痛い。ナビンが薬をくれる。ダメなら帰ってもいいんだけどなあと弱気になるが、すぐに症状は改善し、すっかり元気になる。散歩しながら、ネパールの国鳥・ダフェを見に行く。朝な夕なに畑にやってくる。警戒心が強く、双眼鏡で眺める。キジの仲間らしいが、基本は黒色の羽だが、風車みたいなトサカで、目の周りが水色、首まわりが紅と黄色。羽が紫色で、尻が青、尾っぽが橙色、もの凄い色使いで、自然の中にいるのが不思議な感じ。


夕食時にはほぼ頭痛は改善。薬が効いているらしい。しかし薬を使ってまで登るもんだろうか。空には一面厚い雲に覆われ、明日から心配。

Gongde View Lodgeに日本人3名(若者1名、年配2名)がやってくる。久しぶりの日本人にちょっと喜ぶが、各人すぐに部屋にこもってしまい、ちょっと寂しいと思ってしまうのは、里心かね。