「全体の大きな流れの中で今の自分がどの位置にいるのかを考えること」というのは、折に触れて行うべきであると感じます。
自分の現状を肯定してモチベーションを上げることにつながるからです。
例えば、中学生の学習習慣について考えてみます。
これまで全く学習習慣がなかった中学生の女の子がいたとしましょう。
そんな彼女が、一念発起して「よし、勉強に取り組むぞ!」と決意し、勉強に取り組むようになりました。
さて、その直後の定期テストで、彼女は素晴らしく良い点数を取れるでしょうか?
残念ながら、その可能性は思ったより高くありません。
勉強は積み重ねであると同時に、一回の行動で最適解を見つけることが難しいからです。
“彼女の決意と努力虚しく、テストの点数は芳しくなかった”。
こんな状況が得てして起こりがちです。
ですがここは、講師から見るとまさに踏ん張りどころ。
彼女の行動は確実に変わったのですから、努力の方向性を微調整し、足りないところを把握し、「引き続き頑張る」ことで、結果に結びつけていきます。
これを確実に繰り返していけば、必ず結果がついてきます。
「現状の位置付けの再定義」は、学生の勉強だけではなく、人生のあらゆる局面で考えていくと良いと感じます。
なんだかうまくいかないときや、苦しいとき。もしかしたら、うまくいっている時ほど考えるべきかもしれません。
大局を見て、現状位置を定義する。
そうすることで、見えてくることが必ずありますし、何より、現状に対してポジティブになれます。
小学生・中学生の勉強で、成果が出ずに苦しんでいるなら、私どもがお力になれます。
客観的な第三者の視点から見ることで、新たな気づきが必ずあります。
ご自身だけで悩まずに、ぜひ一度、お話を聞かせてくださいね。