昨日の続きから
日本は景気減速する?
FRBの利下げ観測が高まる中、日銀の年度内2回利上げ憶測から、日米金利差の縮小が意識され、ドルを売って円を買う動きが強まったと言われるが、日本10年国債の利回りは5月末から約2か月間上昇していない。
それは、日本の実体経済が弱いから?
植田総裁は「個人消費は底堅い」と発言し、追加利上げの可能性に言及するも、実体経済の弱さから市場は追加利上げの可能性は低いと判断か? ←私的には、もう一回利上げし中立金利の下限1%より低い0.5%を想定。
・7月分の「日銀展望レポート」で、足元の経済状況を下方修正。
ドル円は、長期金利差に連動せず。
教科書的には、ドル円は長期金利差に連動して推移するが・・・
東京市場は、夏休みを返上し「海外短期筋 VS 機関」+個人投資家 の様相で、何が起きるか分からず・・・
と言うことで、いつのも「週間投資方針」
【今週の注目イベント】
★海外
5日の米7月ISM非製造業景況指数
相場を動かす「マグニフィセント7」の決算発表が終わり、次は28日の「エヌビディア」に注目。
★国内
普段は気のもしない「日銀金融政策決定会合の6月議事要旨」に興味津々。
保有株を含め、注目の決算だらけ
【今週の投資方針】
先週も書いたが、
企業収益に影響する「為替想定レート」が重要なファクター。
主要109社の想定為替レート(対ドル)は、約半数が145円で実勢相場(146.5円)に迫り円安効果も風前の灯火。
・円安効果を除けば実質減益決算の大手企業が相次ぐ。
メイン口座の残高は、先週に比べ国内株を5%買い増すも、軍資金に余裕があり逆張り投資家は「買いたーい!」が、経験した事のない円高スピードに戸惑い「様子見」を継続。
・決算を無事通過した「高配当株」が急落し、配当回り4%超となれば少しずつ買い増す。
【決算前でも買い候補銘柄】
その他金融:HCキャピタル、芙蓉、東京センチュリー、みずほリース
商社:三菱、住友
建築:積水、大和
不動産:ヒューリック
今年で旧NISAが期間満了:三菱UFJ、武田、ブリジストン
グロース株が暴落すれば、投機用の「楽天証券」でお遊び買い予定。