「私的投資方法:その2】毎日必ず見たほうが・・・ 初心者なら・・・からの続きです。
新型コロナの危機対応で、中央銀行が相次ぎ異例の金融緩和に踏み切り、お金はジャブジャブにあふれ、優良な大型株をバイ&ホールドすれば損をしない簡単な相場が続きましたが、何をホールドするかでリターンに差が出ます。
一例として「コロナショック」時に買い、現在も保有する目的別株の株価推移は、一目瞭然の結果です。(各100株で計算)
売却益:8316 三井住友FG 配当ゼロとしても、トリプリバガーで67万円
配当益:4205 武田製薬 年間18000円×4年=7.2万円
株主優待益:3387 クリエイト レストランツHD 年間4000円×4年=1.6万円
【日経平均との比較】
昨日、クリレスの食事券(8千円分)が届き、優待投資の楽しみではありますが、生産形成期はリターン率の高い売却益を狙い、老後の生活費に困らない資産に至っています。
④初心者の銘柄選択方法は、
「みんなが買う」を理由に購入すると、NTTのようにとんでもない信用倍率となり、機関投資家の餌食になります。
お勧めする銘柄選択は、「風が吹けば桶屋が儲かる」のように、メディアでよく取り上げる「キーワード」をつなぎ、流行りのセクターを見つけます。
直近の一例として、最近よく見聞きするキーワードは、
・輸入インフレ
・GDPの個人消費は4期連続のマイナス
・イオンのトップバリュが値下げ
・テレビでやたらとコストコや業務用スーパー、カインズを取り上げる。
これをつなぐと、輸入インフレで日本人は疲弊し「節約志向」が高まり、毎日の食費はなるべく節約したとなれば「ディスカウントストア」で、候補は「ドンキのパンパシや業務スーパーの神戸物産、スーパーセンターのトライアル」となりますが、もうひと絞りするために企業のIR(決算)を確認すると、神戸物産は「為替予約の失敗で約40億円の評価損を計上」し株価が急落したことで、円安に過剰反応するようになりました。
以上を踏まえ、決算で急落した「トライアル」を買い、円高は一時的と考え「神戸物産」を利確し、その後の株価は想定通りに推移しています。
小難しい専門知識などは不要で、日々のニュースやTVの情報番組から、投資セクターを探せますが、中小企業は大企業に比べて、ボラティリティは高く、流動性は低くなるので初心者にはお勧めしません。
初心者は、知らないセクターには手を出さない方が無難ですが、新しいセクターを増やすために、テレ東の「知られざるガリバー」は、お勧め番組です。
次は、よく使う投資サイトの予定です。