今日は雨天でしたが蒸し暑さもなく、少し得した気分になった母さんです。こんばんは。
ヨシタケシンスケさんの絵本を読みました。
絵本は大人が読んでもまた違った味わいができるものです。
「りんごかもしれない」 「ぼくのニセモノをつくるには」の2冊。
テーブルの上にりんごが1つ置いてある。
でも、もしかしたらこれはりんごではないかもしれない から始まって どんどん想像の翼が広がっていくのです。
りんごは 実はほかのものだったり
育てると大きな家になったり
兄弟がたくさんいたり
もしかしたら心があるのかもしれなかったり
飛び出す絵本でもなく、色使いも決して華やかではなく、登場する男の子の描き方も実にシンプルなのです。
でも 一緒に考えてしまう。
壁を食べて部屋の中を好きな形にできるりんごの家っていいなぁ…と。
では、「ぼくのニセモノをつくるには」より一部引用させていただきます
(絵本では全てひらがなとカタカナで書かれています)
おばあちゃんが言ってたけど、人間は一人一人 形の違う木のようなものらしい
自分の木の種類は生まれつきだから選べないけれど、
それをどうやって育てて飾りつけするかは自分で決められるんだって
木の大きさとかはどうでもよくて、自分の木を気に入ってるかどうかが一番大事らしい
素敵な考える絵本でした。