snail mail | ウィッツ青山学園高等学校 ★教員ブログ★

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教職員が日替わりで学校の様子をお伝えします。

晴れ くもり
芸術の秋。
先日、音楽のS先生姉妹のピアノデュオコンサートを聴きに上野に行き、芸術のシャワーをたっぷり浴びて 脳が3歳は若返った!?と思い込んでいる母さんです。
こんばんは。


さて、皆さんが通常使用する連絡方法は何でしょうか?
携帯メールですか?LINEですか?
私の場合は、全体の文章を見て編集しやすいPCメールを好んで使っています。


さて、そんな私ですが、数か月前からあることがきっかけで手紙や葉書を書く機会が増えました。
メールではとても想いは伝えられないと感じたからです。


メール(特に携帯メール)は確かに速くて便利ですが、時にそれは一方的で、無機質で冷たく感じられたりします。

内容を確認せずに、その場の感情に流されて送信されたものは、しばしば誤解を生みます。
受信側の気持ちに配慮することなく一方的に送られ、文字だけが空しく残っていきます。


一方手書きの場合、送る側は たとえば葉書に収まる程度の文章(下書き)を先ず考えます。
一字一字丁寧に間違えないように書く作業は、微かな緊張感と共に、書く側の気持ちが文字に込められていきます。
たとえ上手な字ではなくても、人柄は文字に表れるものです。


受け取る時も、メールの着信音ではなく、郵便屋さんが郵便受けに入れてくれる 人が作る音がします。

受け取る側も、表書きに懐かしい人の文字を見たとき、嬉しさは倍増します。
読むタイミングも自分で決められます。


毎週決まった曜日に送る 私から古い友人への葉書は、定期便になりました。
友は少しずつ元気を取り戻してくれているようです。

もうしばらくsnail mailを続けようかと思っています。