考える機会。 | ウィッツ青山学園高等学校 ★教員ブログ★

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教職員が日替わりで学校の様子をお伝えします。

あっという間に2015年を迎えてしまいそうだと危機を感じているアキラです。

さて、学生の皆さんは、親や先生に言われることで矛盾を感じることはありませんか?大人の皆さんは、学生時代を思い出したときにそんな経験はありませんか?

例えば「よく考えて行動しなさい」と「もっと早く行動しなさい」ということ。我ながら情けないですが、当時の私はこの2つは矛盾している、と感じていました。純粋だった故に大人の言葉をストレートに受け止めていたのだと思います(苦笑)今ならその言葉を自分なりに解釈し意味を理解できます。

どうしてこういう話しをしたのかというと、11月27日に全日制、通信制生徒が集まって、全体スクーリングを実施します。そのテーマが「命の授業」というものです。山口県下関市から先生を招いて話していただきます。そして「生きる」ということや「命」について生徒の皆さんに考えてもらおうということです。非常に難しいテーマであるが故に、難しい表現ではなくストレートに取り組むことにしました。過去の私にも伝わるように。

先だって課題を提出してくれた生徒の中で、『「死」ということについては考えたことはあるが、「生」について考えたことが無かった。』とありました。普通のこと、当たり前のことほど考える機会がありません。でも考えて欲しいテーマなのです。

何か1つの答えを出す必要はありません。皆さんがそのことについて考えるキッカケとなる時間となれば良いと思います。

個人的には、今の高校生が思う「生きる」ということに対する考え方をしっかり受け止める機会にしたいと思います。