目まぐるしい変化の傍らで。 | ウィッツ青山学園高等学校 ★教員ブログ★

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教職員が日替わりで学校の様子をお伝えします。

こんにちは。アキラです。

全国で天候による被害が相次いでいるようで、いつどこで起きてるかわからない以上、もしもの時のために常に気にかけておかなければならない時代のようです。

自然環境の変化もそうですが、世界における日本の立場もこれから大きく変化していきそうです。昨日は、学制見直しの提言も行われ、いろんな意味で変化を求められている時代なんだと感じるばかりです。

これまでも変化し続けているはずですが、ここ最近感じることが多いのは、今までが鈍感だったのか、少しは大人になって周りが見えるようになったのか、それともいままでに感じたことのない変化なのか・・・。

さて、生徒と話す機会がめっきり減っている立場ですが、
昨日、ある生徒と話す5分ほど話す機会がありました。

高卒資格は意味があるのか?

という問いです。

答えは簡単です。意味あるものにするかどうかは自分次第です。

「高校生活は充実していた」と将来言える人は、おそらく自分自身で何か行動を起こした人です。友だち作り、クラブ活動に入ること、何かで賞を取ったこと、全て自分が行動を起こしているはずです。

高校に限らず、学校と呼ばれる場所は、皆さんが行動を起こすためのキッカケを提供する所であり、それをコーディネートすることが教員の役割でもあります。だから最後は自分次第なのです。

彼いわく、中学から高校への進学時に、先生から中卒と高卒との生涯年収について聞かされ、高校進学を説得されたようです。だから「結局はお金だ」と言い放っていました。高校進学への動機づけ、また高校から大学進学への動機づけに、いつまでお金を持ち出すのでしょう・・・。