福祉・介護体験 | ウィッツ青山学園高等学校 ★教員ブログ★

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教職員が日替わりで学校の様子をお伝えします。

今日は一日を通して、かなり暑い 一日でした。

それでもこれからが夏本番で、来月の今頃は、どんな気温の中で生活をしているのでしょうか?


こんばんは。巨人兵です。


来週の月曜、火曜の2日間、「福祉・介護体験」を実施します。

本校としては、初めての試みで、右も左もわからない状態です。生徒も初めての体験で緊張していると思いますが、準備を進める私も初めてのことで、緊張しています。


本来ならば、中学校などのように希望する職場を体験させる方が、職業観や興味・関心が深まって良いのかもしれません。でも、今回は、福祉・介護だけです。


理由は・・・


福祉や介護は、人とのつながりが強く、相手を受け入れてかなければ成り立たない仕事だからです。


また、一般的に「給料が安い」や「きつい」というマイナスのイメージが先行していますが、そこで働いている人たちは、誰も辛そうにはしていません。むしろ笑顔で働いている人が多くいます。


「給料が良くて、休みがあって、楽な仕事が良い。」と生徒や周りは希望します。


でも、周りがマイナスイメージを持っている福祉・介護の世界で働いている人は、周りが希望する仕事とは真逆の仕事なはずなのに、どんな仕事の人よりも楽しそうにしています。


そこには、「お金や楽さ以外に、本当に働くとういこと」の意味があるのだと思います。


その意味を生徒に考えてもらいたいし、人と繋がっていることに気づいてもらいたい。


興味があり、大好きなことを仕事にできれば良いかもしれません。でもどんな仕事であっても一番の根っこにあるのは、


『働く』


ということです。



今回の体験が、生徒にとって、どういう効果があるのかは、終わってみないとわかりません。

でも、一人でも多く、何か感じてもらえることを期待しています。