こんばんは。アキラです。
冬の補習が終わり、今週から職員の研修・会議期間に入って早くも明日で終わります。私は明日は東京出張のため、今日で一連の研修や会議を終えることになるので、本日振り返ってブログを書いてみます。
本来学校における職員会議は、頻繁に行われているイメージがあるかもしれませんが、本校全日制の場合、寮生との関わりや家庭訪問等により、少ない教職員ながら時間を合わせることが難しいという実態があります。そのため、寮生が親元に帰る長期休暇前の時間を活用して実施します。もちろん、その間の情報共有や教員間のコミュニケーションは必要不可欠です。本校では、メールでの情報共有や深夜のコミュニケーションがその役割を担っているのが現状です。
しかしながら、そういったものだけでは不十分であるために、今回のような会議の時間を取っています。今回は、情報共有のためのシステム利用研修、本年度残り期間の行事に関すること、新年度の行事予定の作成、講師を招いて発達障がいに関する研修、人権研修、社会人研修、そして生徒に関することをそれぞれ実施しています。
特に生徒に関することは、今回最も時間を割いたのですが、それでも全員に対して十分な情報共有や議論ができた訳ではありません。成長過程である生徒それぞれが抱える課題や成長のスピードが違う以上、それぞれの課題を見出し、優先順位を明確にして目標を設定することが常に必要だと思います。
そのためにも、生徒との人間関係の構築や、現代のスピード感ある社会背景の変化に敏感でなければならないと、今回の期間を通して改めて強く感じました。
また、本校だからこそ取組める教育。つまり、デジタル化の進む社会において、アナログ的な教育の在り方を再考し、追及していかなければならないと感じた期間でした。