その日のまえに | ウィッツ青山学園高等学校 ★教員ブログ★

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教職員が日替わりで学校の様子をお伝えします。

雷雨の後の蒸し暑い職員室からこんばんは、赫映です。

今日は、ボランティア委員会を中心に、津へ献血のイベント(七夕の飾り付け)に参加していたようです。

さて、少し個人的な昔話を書きたいと思います。

5年ほど前にこの学校に赴任し、しばらくして、ある生徒が夜、寝れないという悩みを

校長先生に相談するのに付き添いました。

そこでの校長先生からの回答は、寝れないなら起きていていいし、有意義な時間にするのに、

読書を勧められていました。

当然、生徒は次に何の本が良いか、となり、

その時の校長先生からの回答は、重松清著の『その日のまえに』でした。

当時、生徒よりも私の方がその本のことが気になり、すぐに購入し読みました。

余命を宣告された奥さんがなくなるまでの、『その日のまえに』、いよいよ別れの『その日』、そして、『その日のあとで』と物語は進んでいきます。
(詳しくはぜひ読んでいただければ)

今は何となく思い出したかのように、『僕の生きる道』というドラマをDVDを借りて見ています。

学生時代にあまりドラマを見る方では無かったのですが、ずっと続けて見ていて、今さらですが

改めて見たいと思ったので…。

今の自分に何が出来るのか、今を精一杯、悔いなく生きたいと無性に思ったのが改めて見る

キッカケになったのでしょうか…。

生きていると必ず訪れる、大切な人や物との別れのその日…

その日のまえに、今一度、自分に問いかけながら、これからの日々を過ごそうと思いました。

未だ梅雨が明けない蒸し暑い夜に、読書などをし、自分を見つめ直すのはいかがでしょうか?