初体験 | ウィッツ青山学園高等学校 ★教員ブログ★

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教職員が日替わりで学校の様子をお伝えします。

随分と寒くなり、学校でも風邪の引き始めの症状が出ている生徒が目立ってきました。

体調管理が重要になってくる季節が、今年もやってきましたが、調子はいかがでしょうか?

私は、今日も風邪引くことなく、元気に1日を過ごせました。


先週は、障がい者の就職面接会に参加をさせてもらう機会がありました。

これまで高校生の面接会には、何度も足を運んでいましたが、今回の面接会は、自分にとって衝撃でしたし、勉強になった1日でした。

障がいのある方の雇用率を上げる動きはありますが、現実派あんなにも厳しいものだったとは・・・。


手続きの大変さ、面接に望むまでの支援など、経験したことのない事ばかり、終わった今でも、まだまだすることがたくさんです。


実際の面接会場では、面接を受けている人の真剣さ、態度、どれをとっても健常者である私たち以上に素晴らしく、全く業務はないのでは?と思えるような方たちばかりで、本当に働く事を強く望んでいることが、見ているだけで感じられました。

また一緒に面接会に参加し、面接を受けている人のサポートをしている職員さんたちも、自分が面接を受けているかのように真剣に、面接官が発する言葉の1つ1つをメモし、障がいをもっている方のことを面接官に伝えている姿。

『自分の事のように、人のために頑張る。』とは、こういう事を言うのかな?と感じました。


うちの生徒にも、見せたい面接会でした。



ほんの少しの違いで、目に見えるほどの大きな差が、この世の中にはまだまだあると実際に自分の目で見て感じた1日でした。

今働けていることが、どれだけ幸せなことなのか。就職の内定が決まっているにも関わらず、自分のことだけを考えて生活をしていることが、どれだけ無駄なことなのか。考えさせられました。


巨人兵