川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムの設計や内装がやっぱり気になり、
スタッフの方にも伺い、さらに自分でも調べてみました。
日刊建設通信新聞社記事ブログより、
「 『川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム』の報道機関向け内覧会が開かれた。
ミュージアムは数多くの名作を生み出した藤子・F・不二雄氏の作品世界やメッセージを幅広い世代に伝える施設として整備。
設計は日本設計、施工は大成建設が担当した。」
またも日本設計か!
岩手県立美術館、新国立美術館(黒川紀章との共同)、三鷹の森ジブリ美術館、石ノ森萬画館、、、。
大手だから当然なのかもしれないけれど、実際にみるとなにか共通するものを感じます。
GWに行くことにしたジブリ美術館も楽しみですわ。
おなじ記事のなかに、
「藤子・F・不二雄夫人の藤本正子氏が「黙々と漫画を書き続けてきたひとりの男の作品を見てほしい」とあいさつした」
とあり、「先生の日曜日」コーナーにあった奥様の、
「マジメで優しく、高い理想を持ったあなた」という言葉を思い出しました
「施設は主に▽展示室▽映像展示室▽カフェ・ショップ▽屋上広場――などで構成され、規模はRC・S造3階建て延べ約3700㎡。原画約5万点を収蔵・管理し、常時約150点を展示する。施設は藤子プロなどが整備し、6月に市に寄贈した。」
現在は長編映画の原画展を三期に分けて展示中でして、
先生の思いが特に深い、第一作の「のび太の恐竜」から原画の魅力が存分に味わえます。
まず、外壁のブロック。
ドラえもんの目玉の表情を楽しめます。素焼きの煉瓦もやさしい印象で、この壁だけで30分はニコニコ眺めていられそう。
入口ちかくの外壁は館内のスロープもそうなのですが、
くりぬきの中にドラえもんの世界がフィギュアで表現されています。
外を見ているだけで待ち時間なんてあっという間にすぎてしまい、今回も全部見られなかった(笑)。
リピーターになってしまうでしょこれは。
スタッフの方のネクタイもドラえもん仕様ですし、受付の方も、カフェのスタッフも、テイクアウトのスタッフも、みーんな先生のトレードマークのベレー帽(制服がみんな機能的でありながら、おしゃれで可愛いのですよ)。
こんなところもドラえもん。
隅から隅まで楽しんでください、というメッセージが聞こえてくるミュージアムでして、
内装についてはスタッフの方にお聞きしたところ、
野村工業ということでした。
スロープもそうでしたし、シアターの優先席は車椅子の方も安心して利用できる作りになってました。
ではでは☆
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