朝乗った「はやての風2号」は観光列車でして、歴史のある無人駅に停車しては、鉄道おたくならずとも撮らずにいられないあれこれを撮影したり、
地元の方とのふれあいがあったりで楽しかったのですが、
このお弁当は百年の駅舎 嘉例川駅にちなんで、予約制の車内販売だったのですが、
少し余裕があったらしく、予約なしで購入できました。
お弁当箱の蓋も箱も中の仕切りも、すべてが竹皮。
お弁当の中身も筍が煮物としても、コロッケにも、炊き込み御飯にも登場。
竹林に囲まれた嘉例川駅をイメージしたということです。
ごはんは霧島の棚田米「ひのひかり」に、
地元嘉例川の農家の方が原木栽培したしいたけと竹の子を炊き込んだもの。
その上にも煮含めた椎茸と竹の子で、ダブル使いです。
おかずのガネ、というのは鹿児島特産の紅さつまの天ぷらで、野菜の水分だけで揚げてあります。鹿児島弁で蟹のことをガネというそうで、
揚げあがった形が蟹に似ているからこの名前がついたと言われているそうです。
ほくほくして、衣がしっかりしていて初めての味わいです。
って息子が車内で食べきれず、半分残したので私はこのお弁当、
霧島アートの森の「シャングリラの華」を眺めつつ、屋外でいただきました。
標高700メートルの霧島アートの森に、「かれい川」はよく合いました(笑)。
コロッケは嘉例川コロッケという名前で、地元のしいたけと竹の子を混ぜこんであります。
大根と人参の酢の物、「スセ」、
茄子と南瓜を手作りの麦味噌で田楽にしあげたもの、
千切り大根とコンニャクの煮物など、
息子に言わせれば、
「肉率ゼロなのに美味い!」
半分ことはいえ、おかげでけっこう運動量の多い霧島アートの森を最後までエネルギー切れにならず楽しめました☆
霧島アートの森への旅は、行は「はやての風2号」「かれい川」「ふるさとバス」で決まりっ!
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