室内なので汗は無闇にでましたね。
ふだん零下のロードを走っている時は3~4kmあたりで汗をかきはじめるのですが、1kmからすでに額に汗が(笑)。室温下げて下さーいって話だ。
ストレッチから含めると4時間もなんらかの運動をしていたわけで、
中学校時代の部活でもそんなに長時間やったことはないのに、どうしたんだ。
まあ私は人からやらされることが大っ嫌いだからというのもある。
どんなに大変そうに思えることでも自発的にやることはみんな楽。
逆にどんなに些細なことでも気に染まないことを人から強制されるとまず無理。いや、すきなことであってもひとからの強制の時点でいやになっている。
誰でもそうだろうけど。
最初、男の人たちが3人並んでランニングマシンを使っていたんですよ。
ストレッチと腹筋をやってさて、と思ったら4台目は修理中だった(笑)。
仕方ないのでウォーミングアップがわりに6kmペースでウォーキングマシンであるきながら、誰かやめないかなーと虎視耽耽とマシンを狙う。
ウォーキングを30分やったあと、ランニングマシンは3台ガラ空き。クラブ活動か!
みんな一斉にやめたのよ。
そこから長い戦いがはじまり、
途中で男性が3人、入れ替わりで新たにマシンに乗るんですが、
みんな20分くらいでやめるの。
えーーーー!!!
って感じ。
なかにドリンクも用意して、音楽を聞きながらやる気満々の人がいたので、このひとは1時間はやるよね?
と思って期待していたら、やっぱり30分もたない。なんでそんなに持久力がないんじゃ!!
ちなみにマシンは最高速度10km以上は出ないので、私が8kmでゆっくり走っていたからというわけではないです。2km~14kmまでは10kmペースだったし。その間にみんな消えるんだ。
このように仮想ライバルというものの設定によって、
単調でつまんない室内ランニングマシンもなんとかやれるものです。
目のおヒマ対策でもあろうか、マシンには走行距離、ペース、時間の他に、
走った分のカロリーをわかりやすく、よく知られている食べ物が表示されるんだけど、
フルーツパフェがけっこういいとこにつけていて、ロースステーキよりカツ丼が上で、カツ丼よりカレーライスが上だった(笑)。衝撃の事実!
20kmあたりから思考停止状態になって、変なことばっかり考えてたなあ。
バナナが60kcalだったかな。わりに最初の方にでてくるんだけど、ふと、6kgのバナナは40本だったなあ。あれをランニングで消費するためにはどのくらい走るのか…あれ?わからないよ?
ほんとうに計算ができなくなっているので、それをぐるぐる考えて答えがわからない(笑)。
ほかにも1km/7分ペースと1時間/8kmペースではどちらが速いのか、
というのがどうやってもわからなくて(いまは分かります)、ぐるぐる。
27kmでこれだったら、フルマラソンの最後はもっとでしょうね。
30kmの壁とか、エネルギー切れとかは室内マシンだったからか体験できませんでしたが、
それでも3時間半も立ちっぱなしであるくか走るかという経験ははじめてだったので、
20kmあたりから腰骨が痛くなったり、左足首が軋んだような感覚を覚えました。
えーーー、たったこれだけで?と思って自分にがっかりしましたが、
ペースを少し落として上体を引き上げて走っているうちにだんだんよくなったり、
トイレにいくついでにストレッチをいれたりしたのも良かったのか、いま痛いところはないです。
不調のときの自分の立て直し方が少しですが、分かったのが収穫でしょうか。
たったこのくらいで痛くなるなんて!と焦ると事態は泥沼化するだけだと思われるので、
自分で考えて乗り切る、これはいちばん大事なことじゃないかと。
大会前に30km走るというのは、こういうメンタル面のコントロールのことも含んでいるんだと思います。
ではでは☆
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