美術館ツアーではもちろん、入らなかったのですが、
おなじく福岡(岩手県の)にゆかりのある福田繁雄のアートトリックがシビックセンターの庭園にあり、
ん?愛嬌博士ってどんなひと?と思うようになり。
科学館なので息子はシャボン玉の中に入ったりしております。
私は全然科学がわからないので、かえって科学者や数学者の人生に興味があります。
愛嬌博士は訓令式と言われるローマ字を提唱し、ローマ字運動にも熱心でした。
明治24年10月の岐阜の濃尾大地震は愛嬌の人生に大きな影響を与え、
断層と地震の関係を調べたり、蜘蛛の糸を使って地磁気観測をしたり、
(蜘蛛の糸は昭和40年まで実際に使われていたという)
岩手県水沢に井戸観測所を建てることに努力したりします。
そ、そうでしたか。
私は水沢に生まれましたが、子供だったので知らなかった。
しかし
あだ名がズボラ博士で、帽子やカバンを置き忘れるのは始終ってなにか、親しみを感じる(笑)。そこだけですが。
マリー・キュリーやアインシュタインとも親交があったと聞くと、
(10分ほどの「地球を回りつづけた科学者」という上映がある)
ああすごくよくわかる、と、たぶん科学とは関係のないところで感銘をうけるのだった。
田中館愛橘博士の風貌やスタイルも、意識していないと思われるのに、
日本人離れしていてカッコいいのです。お父さんは武芸の家系、お母さんは神主の家系っていうところもまたシビれる。
愛嬌博士について、まだ全然わかっていないのですが、
こんなにユニークで世界的な科学者がいたんだなあ、と。
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