2011年に出た17巻の立花ハハも直球だったけど、
今回のハハも勝負してきたなあ、とうれしくなる表紙カバー。
ずっとシミちゃんをお茶に誘っていたみかんのこのセリフに、
あらーっ、震災の話が出たということは、この巻で終わりすか?でもまだ続巻があると帯にはあるじゃ、
と思っていたら、2008年の連載に、2011年5月、2011年12月、2012年1月の回を合わせた巻だったのですね。
みかんが失くした元気をどうしたら取り戻せるのかな、
という問いと、
シミちゃんとお茶できてよかった、というささやかな幸せに泣きたくなりました。
ふたりの担任の先生も初詣にて、どうか子ども達を、
と願い、
みかんはその頃岩木君と初詣というだけでしあわせで、オチのようにも思えますが、
こんなささやかなしあわせが還ってきますようにという作者の祈りを感じます。
テディベアクラブで腕前を磨くみかんが小さい頃の自分やシミちゃんのアルバムからヒントを得ようとするこの回は、2008年のものだと思われるのですが、
幼い姉と赤ん坊の弟の一葉の写真に、
やはり作者はある願いと意図を込めて、
この配列でここに入れたのではないかと。
次の回はお隣のマンガ家さんに取材されて自分の将来についてまだ決めかねているみかん、
なのです。
みかんが幼い日の自分とゆずをテディベアに仕立てたこの作品には、
私達はなんのために生きているのか、
なぜ、誰のために立ち上がるのか、
ということをそっと考えさせてくれるようです。
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