お魚料理の前に、コース料理を頼むと500円で頼める栗南瓜のポタージュが運ばれてきました。
猫舌の息子とこの葉っぱはロロロッサというベビーリーフなんだよーと。
何を隠そう、プランター栽培していたから知っていたんだけど。
そうこうするうちに運ばれてきたのが真鯛のムニエル。
黒オリーブのクルートを載せた真鯛のムニエル ブイヤベースのジューソースです。
真鯛は分厚い切り身で、そのうえに載せられた黒オリーブとの黒と白の対比は、
アンソニー・ヴァン・ダイクの「マリア・デ・タシスの肖像」の、
黒と白のコントラストの際立つ豪奢なドレスを連想させました。
(そんな解説はどこにもないので、私の勝手な連想です~)
ブイヤベースのスープにはキャベツとカブが入っていました。
ブラックオリーブといい、イタリアンとフレンチの合いの子みたい。
ソースも味付けもかろやかでした。
息子にブラックオリーブのペーストはどうかなと思っていたんですが、
スープまできれいに掬って味わっていたので、なにか感動した(笑)。
うつくしい絵にも感じるものがあるが、子どもが料理をおいしく味わっている姿にもじわじわくるものがあるのだった。
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