「和算小説の楽しみ」 鳴海風(岩波科学ライブラリー142)
こちらも映画の「天地明察」の予習として借りた本の1冊です。
NDCの分類は419.1でとっていました。文学ではなく、和算関連書の分類なのですね。
もともと算数や数字がすきなので、わっ、こんなに和算小説が紹介されていて、うれしい!
って感じでした。
映画の中の算額もおもしろそうでした。
(数字がすきなだけで数字が得意とかじゃない)
口絵の和算小説分類マップがまたうれしい。
小学校のころ愛読(もちろん本は借りるものなので何回も借りては読んだということです)していた「算法少女」(遠藤寛子 1973年初版 2006年ちくま文芸文庫にて復刊)も大きくページを割いて紹介されており、
おなじ作者の「きりしたん算用記」も紹介されておりました。こちらはたぶん、未読だと思うので、図書館で探してみたいと思います。
(と言っても今の時代、ネット検索して予約するだけですが。小学校時代の自分に教えてあげたいですよ。こんなに読みたいホーダイの未来が待ってるんだよ、と)
井上ひさしの「四千万歩の男」。こちらも読んでいますが、四半世紀くらい昔ですからもう一度読み返したいなあ。
男とは伊能忠敬のことですが、「天地明察」で天測のために日本各地を測って歩く一行をみたとき、
その独特の歩き方に重ね合わせたのはやはり伊能忠敬でした。
十年前、ウォーキングにはまっていたときは伊能忠敬が日本一周するというゲーム付きの万歩計を使っていまして。
この「和算小説の楽しみ」は2008年刊ですから、
構想の1/7の5巻(と言ってもその1冊が3、4冊分はありそうですが)で一応の完結をした「四千万歩の男」に、続刊が待たれると記しています。
井上ひさし氏は2010年4月に鬼籍に入りましたから、未完の大作は永遠に未完のままになりました。
少し前の話ですが、映画の「武士の家計簿」、私は映画は予備知識なしに行ってしまうことが多いので、
じつはこの「和算小説の楽しみ」で紹介されているような物語を期待していたんですね。
あれはあれでよかったのですが、
(仲間由紀恵のファンなので彼女が出ていればうれしい)
こちらの本で紹介されていた、
「そろばん侍」 村上元三
「二十一万石の数学者」新田次郎
「円周率を計算した男」鳴海風
「天空に魅せられた生涯 小説麻田剛立伝」 柳田昭
などなど、
読むのが楽しみです。
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