福岡に旅してからというもの、
「クッキングパパ」を読むたびに、おおここはあそこだ、
としみじみ懐かしい。
山笠が飾ってある神社も行ったなあ。ホテルのすぐ近くだったんですよ。
泊まっていたビジネスホテルの大浴場(部屋についていないタイプ。でも休憩所も無料サービスの夜鳴きそばもあって、息子は大喜びだった。のがいちばんだ)の近くに「クッキングパパ」のこのてのコミックスが数冊あり、
毎晩読みふけったものです。
ああ、懐かしい。
とふらふら手にとったら、
虹子さんが天然酵母パンをつくる回がありましたよ。
ニンジン、林檎、やまいもをすって小麦粉や砂糖と混ぜ合わせるという、
ユニークな酵母元種です。
一度作ったらあとはときどき、エサとして林檎のすりおろしをやればいいんですって。
ほんっと、
うえやまとちさんの料理のリアルな絵はすごい。
スライスした断面もすばらしい。
こうして天然酵母パンが広がっていくのでした。
虹子さんは最初は家事は一切苦手で、新聞記者の仕事と飲み会は頑張る、
という、
元気なアンチ良妻賢母でしたが、
時代の流れと共に、
料理も時々思いがけない凝ったものにチャレンジしてみたり、
仕事でもバリバリ頑張るだけではなく、同僚や後輩の悩みを聞いたり、社会のあり方に疑問をもったり、
いろんな虹子さんが出てきた気がします。
iPhoneからの投稿