息子の預け先の先生からいただきました。
大学生の卒業論文なのですが、
この論文のおかげで、
いつもお世話になっているNPO法人のびっこ寮(この字なのです)育センターの歩みもわかりました。
論文というと、
難解そう、と思っていましたが、
センター長へのインタビューや、利用している家庭へのアンケートなど、
具体的な声があつめられ、分析されていました。
うちの息子は保育園と小学校とこののびっこさん(と呼ばれている。おなじ小学校の子も多く通っているので、
通っていない子どものお母さんものびっこさんと呼んでいる~)のおかげで、今がある感じです。
もちろん、息子の発達障害について診断を出して処方箋をだしてくれた医療関係の方々のおかげもあるのですが、
20年前だったら、
支援は受けられず、ふつーの子どもとおなじ学童ではまずつとまらないし、
親子でうちにひきこもっているしかなかったのではないかと。
かるい方とはいえ、息子が小さい頃はお出かけが困難だったことも思い出しました。
だんだん、よくなってきた、となにしろスタート地点が低かったので、
時々スタートを思い出して、息子はすごく成長したなあ、
と思って喜び、ま、すぐにがっかりさせられるわけですが、
センター長の、
障害児は一生努力して成長をしつづけられるという言葉と、
人間にとっていちばん大切なのは高い才能ではなく、
努力することに耐える力、
という言葉が心に残りました。
NPO法人のびっこ寮育センター
http://www4.ocn.ne.jp/~nobikko/
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