赤木かん子の 読書力アップ!学校図書館のつくり方 | 菅原初代オフィシャルブログ「魔女菅原のブログ」

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市立図書館から借りてきたんです。


息子が通っている小学校は歴史のある小学校で、


なんと図書館の歌が額に入れられて飾ってあったり、


金田一春彦の額があったり
(盛岡ですから)

しますが、


去年初めて図書館ボランティアになって、図書室に入ったときの印象は、


うーーーん…。



その数年前から図書館ボランティアのお母さん方が少しずつよくしてきた図書館だったのですが、


去年は創立以来じゃないかと思われる大掃除と蔵書点検、絆文庫2000冊の受け入れがあり、


臨時採用で勤務時間の短い司書の先生と、図書館ボランティア十数名で活動した甲斐があって、


すごく明るく入りやすい図書室になったのです。




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去年、図書館ボランティアをしている小中学校のPTAを対象に赤木かん子さんの講演と実技指導があって、


図書館作りという視点で図書館をみるようになりました。




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講演でもおっしゃっていたのは、


とにかく掃除!



天井からカーテン、カーテンレールの上も照明灯具もすべて拭いたり洗ったりするだけで図書館の空気はかるく明るくなり、


入りやすい図書館になる。


それから不要な蔵書を見直して、徹底的に捨てること。


蔵書がふえることには抵抗はないようですが、廃棄はなかなかハードルが高いんですよね。


赤木さんが改装を行った中学校では、


6500冊の本を1200冊に減らし、

新しく511冊を購入しています。


自然科学の本は情報が10年前のものでは使い物にならないし、

昔からあるロングセラーでも、いまの活字になれた目には読みづらい。


古い読まない本でぎゅうぎゅうの棚を、


スペースを生かした展示も入れて、楽しく手に取りやすい配置と構成にすること。


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おとといの図書館ボランティアの活動では大掃除が行われたのですが、


そこで司書の先生と「カエル司書」がいいですねー、


という話がはずみました。



学校の図書室にぬいぐるみを置くことについて、


私の価値判断は「子供を幸福にするかどうか」です、


と言って、


カエル司書がそこにいることで子供達がどれだけいやされ、図書館にまるごと抱きかかえられる安心感について語っています。


本をたくさん借りてたくさん読んでほしい、というのもありますが、


部活で本を読む時間はないけど、授業と部活のあいだに図書室でホッとすることができた、


とお礼をいう少年のエピソードがあって、


学校図書館は本を読まない借りない子供も含めて、


すべての子供をしあわせな気持ちにさせる場所なんだなーと思いました。


そこをいつも念頭において学校図書館をよくするお手伝いができればと思います。




講演では毎回髪の色がちがうことが図書館ボランティアのあいだでは有名な赤木さんですが、

髪を鮮やかな色に染めることで元気でアグレッシブな自分になることができ、

髪の色がああいう人だから、と、一種のバリアにもなるというお話をしていました。


たまに思い出すお話です。





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