「マンガに教わる仕事学」 梅崎修 (ちくま新書)
マンガ、最近あんまり読んでないな~と思っていましたが、
本書で取り上げられているマンガはお仕事シバリなので、
半分くらいはお馴染みさんでした。
週刊モーニングを読んでいたのは、販売員時代で、
本書にとりあげられている、
「この女に賭けろ!」「OL進化論」「クッキングパパ」「重役秘書リナ」「ナニワ金融道」「のんちゃんのり弁」「天才柳沢教授の生活」「課長 島耕作」(その後出世してトップになったのですが)
みーんな読んでいました。
モーニング連載以外の作品や、のちにコミック化してから読んだものも多く、
あまりマンガは読まないけど、仕事に役立てようぜ、
というより、
私のように、
おー、このマンガもこれもあれも読んだな~さて梅崎さんはどんなふうに読み解くのかな~
という方が多い気がします(笑)。
ただ、多くの作品を取り上げて論じているので、
なかには、
そーいう話じゃないでしょーと言いたいものもある。
かっこいいぜ!
の一言でまとめるより、
キャラクター達が抱えるギャップやその先にある未確定のことどもについて、
触れるべきではないか、
というか、
ぜひ分析してほしかったなあ。
「学ぶ」ことはなにも強引にその作品のいいところ探しをすることじゃないと思うから。
iPhoneからの投稿