きのうの朝焼き上げた胡桃とレーズンのキタノカオリ生地。
ノア・レザンは、胡桃とレーズンのフランス語ですが、
レザン・ノアというパンの名前はみたことがなくて、みんなノア・レザン。
やっぱりほら、
五・七・五の定型詩が体にしみついている国民性じゃない?
フランスパンの名前とか、俳句になっているようなのがあるし(笑)。
粉500に対して、
レーズン、胡桃各90g。
手で練り上げると具材が潰れずフルーツケーキみたいになるのですが、
機械で練り込むと潰れたレーズンの汁や、胡桃の粉がパンに微妙な色と風味をつけるのもまた楽しいので、
今回はそちらで。
通常1.5斤のプレーン山食の生地に具材を入れたので、
1斤型2つに分けてみました。
焦げ防止にオーブンペーパー。
これでストレスなしにスルッと外せます。
どんなに上手に生地をまとめても、長時間発酵の間にレーズンから滲んだ液でパンが型にひっついてしまって、
解決作をみつけるまで何回苦汁を飲んだことか。巻けばいいんです。しかしこんなコツはどんなパンの本にも出てこないのよ。
出し惜しみしてるのか、そんな失敗は私くらいのものなのか。
でも自分で解決作を見つけるとそれはうれしいものなのでいいや。
テフロン加工はフライパンでも苦手で使わないので、この解決作が見つかって本当に良かったー。
じつは焼き上げたのはきのうの朝ですが、
生地をつくったのは一昨日。
分割丸め、形成してからも発酵はゆっくりで、24時間あとに焼き上げたんです(笑)。
レーズンの糖分が発酵を遅らせたのですが、
過発酵におろおろするくらいなら、長時間発酵のほうがいいなあ。
酸味はでちゃいますが、レーズン酵母のパンですし。
焼き上がりはこんな。
黒っぽいですが、何とも言えないいい香りがします。
きのうは 平泉のきんいろぱん屋さんのパンをたべたので、こちらはまだたべていないのですが、
ちょっと切り分けるのが楽しみ。
余談ですが、わが故郷奥州市には老舗の 黄金パンがあります。
金色がすきな私ですが、
黄金も金色も取られたので、
うーん、じゃあ!
金の麦は?
ときのう思いついたんですが…
発泡酒の名前じゃった(笑)。
ネイビーブルーに金の、
「金麦」
ダメだこりゃ!
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