
開運橋の近くで、夕日に向かってポーズを決める息子。
最近、
「けーい!」
と叫ぶと息子がはーい、と駆けてくるんです。
お出かけがぐんと楽になったわ。
えー、子供って親についてくるでしょふつー、という人にはわからないわ(笑)。
もうどんだけ、苦労したことか。
去年の夏は大阪の天王寺動物園で館内放送、
山口の徳山動物園で正司さんと迷子探し、
札幌の円山動物園で警備員さん動員、
行く先々の動物園でやらかしてくれたなあ。
あれから9ヶ月。
呼べば声が返ってくるし、荷物は持ってくれるし、車内でコナンを読んで静かにしてるし、
それがなにか、と言われそうですが、
番宙太になって、
「俺は今猛烈に感動している」
とか言って、幅広のフリルみたいな涙を流したいくらいだ。
待てば海路の日和あり。
うるうる。
おなじようなことでお困りの奥さん、
待てば海路の日和ありデスよ。
まあ、うちよりひどい迷子もいないないと思うけど。

今朝は自転車で駅近くまで行って、駐輪場にとめておいたんです。
帰りは盛岡城跡公園と石割桜を通って(自転車に乗ったまま)きました。
いつもの坂道を登ったら、
夕日がきれいでした。
きょうの感想を息子に聞いたら水沢公園の桜がよかったそうです。
陽気になった若いお父さんが桜の花びらを掴んでまいているのに煽られて、
息子も桜の花びらをパァッとまいてた。
その瞬間の幸福感だけで、向こう10’年はやっていけそうな気がしました。
電車のなかでちゃっかり居眠りもできたし、鉄道はいいぞ!
ではおやすみなさい♪