
強風が去って、今朝の高松公園は清々しかったー。

池の氷はすっかり溶けて、
ダイナミックな白鳥の滑走と着水を眺めたり、
だいすきなキンクロハジロ頭から首筋の紫がかった光沢に見惚れたり、
うー、楽しい。

何気なく白鳥をみていたら、あの白鳥は親子なんですよ、と教えてくれるおじさんが。
池の貸しボートが白鳥を追い払ってしまって、
せっかくの白鳥、桜、岩手富士という三拍子そろった景色が台無しだ、
という話から憂国にいたるながーい演説を聞く羽目に。
トホホ。
いい話もあったんだが、ま、演説おじさんもおばさんも、
市にいってやった、県にも電話した、
と言うのがお好きですよね。
えばりたいんだろうなあ。あなた達ももっといろんなことに目を向けなくてはいけない、
って、何様。

すでに会社は定年のおじさんらしいです。
公務員の悪口を言っていたからそれで公務員OBってことはないだろう。
私は公務員だったことも、臨時職員だったこともありますが、
民間でも公務員でも、悪いやつもいるし、誠意のあるひともいるということで、
十把一絡げにして罵詈雑言を聞かされても、
同意はできないなあ。
ってか、朝から政治に憤って、この池の周りを歩いているやつらは自分の健康ばっかり考えている、
ってそれのどこが悪いんだか意味不明。
渡り鳥の習性や空港整備についてもためになるお話を伺ったんだが、
こういうひとって、よくいるのよねー、
と、ショージ君のマンガの人物に擬していた私には気づかないんだろうなあ。
大人しく聴いているからって、油断しすぎ(笑)。

春の道は歩きやすく、すべてがうつくしく愛らしい眺めでした。
痛みなしに歩けるのって当たり前のことなんだけど、
なんてしあわせなんだろう。