パン作りにいちばん向いている季節は秋だそうですが、
冬も悪くないな、と思います。
少なくとも夏の、分割丸めている片端から過発酵になるパニック状態よりはね!
冷房入れろって話ですが、いや発酵器のなかでパンを作っている状態も
やっているとナチュラルハイになって、楽しいっちゃ楽しい。
室温が低いので、ライサワーもなかなか仕上がらなくて、生イーストを
思い切って買ったのはライ麦パンのためなのに。うう。
と思っていたら、昨日の夜寝る前にこんな状態になっているのを
発見しました。
あ、
これはライサワー完成のひび割れ―。
中でもこもこ発酵活動が行われているのに違いないよ。
ほーらね。
ライサワーの酸味はpHを測ってきめているわけではなくて、
自分で匂いをかいで、
ライサワーを舌にのせて苦みや酸味を確かめて、
これでいい、と思えたらこれでいい、って感じ。
今回はいつもよりマイルドなところで完成ということにして、
冷蔵庫へ。
海洋酵母とライサワーのコラボの力でライ麦パンをやくのだ。
こいつらが発酵部隊。
ぬるま湯に生イーストをとかして、ライサワーも投入。
すこし置きます。
で、粉と塩などを投入しまして、ミキシング。
粉はリスドォルをつかいました。
自分の中で、バゲット・バタールなどはラ・トラディション・フランセーズ、
カンパーニュはメゾン・カイザー、
ライ麦パンなどはリスドォル、という使い分けになっているのであります。
もっといろんな種類の粉について勉強しなきゃとは思うのですが、
なかなか…。
ライ麦パンの生地はべたべたして扱いにくいので、
こねあがったらキャンバス布の上でフロアタイム。
ラップもなにもしません。
こうしておくことで生地がひきしまって、扱いやすくなります。
で、分割丸め。
ですが、パン屋さんじゃないので、分割するほどたくさんつくりません(笑)。
丸めただけでオーライ。あっけないの。
(つづく)