☆リンゴ酵母元種培養までの記録☆
1月4日。
スープに入れたリンゴの皮・芯・1/4くらいのリンゴの実
などを広口瓶に入れて自家製天然酵母のリンゴ酵母液を
つくりはじめる。
りんごと水の比はレーズン酵母とおなじ1:5。
発酵が遅いようだったらハチミツを入れることにして、
最初は果物と水だけでスタートする。
1月8日。
表面に発酵のしるしの細かな泡がたってきた。
水の色も変わってきた。
1月12日の夜。
10日あたりから蓋を取ると、「プシュ!」という音がする
ようになった。
レーズン酵母に比べると頼りないが、生の果実はドライにくらべて
発酵力が弱いのだ。でも夏場はもっと激しい勢いだったと思う。
それで少し待つことにしたのだが、あんまり待ちすぎて搾りどきを
逃すのも問題なのできょうしぼることにした。
開栓直後。プシュ!という音ともに泡だつ。
搾るといっても、レーズン酵母液種とはちがって、
リンゴの実をぎゅうぎゅう絞ってもなあ、と思い、
ザルで漉しただけである。
色はリンゴジュースの色。
リンゴ酵母液種に強力粉、塩少々を加え、清潔なスプーンで
まぜる。多少だまがあっても気にしなくてオッケー。
このくらい。
ラップをして保温箱にお湯の入った瓶とともにおいて
一晩。
1月13日朝。
元種Aに細かな泡が立っている。
培養はうまくいっているようだ。
発泡スチロールの蓋をあけたら、リンゴと小麦粉酵母のまじりあった、
甘くてまろやかな香りがたった。
バラ科の果物はみな酵母にするといい香りがする。
レーズン酵母ばっかりだったので、ちょっと新鮮。
ふたたび清潔なスプーンでよくかきまぜて、
コップのお湯を取り換えて保温箱へ。
1~2時間に1度かき混ぜる方がいいのだが、ま、
分離しない程度で大丈夫。
夜になったら二度目の培養をして、明日の夜にはつかえるだろう。
冬場の酵母起こしは時間がかかるけれど、リンゴ酵母の香りは
清々しくてよかった(・∀・)
これでなにをつくるかが問題だ…培養が終わるまでじっくり考えよう。