パンの作り方の本はある程度読んできましたが、
開業のノウハウ本は読んだことがなかったので、
興味深かったです。
ひとりでやっている小さなパン屋さんから、工場、レストランと多角経営のパン屋さんまで、
さまざまな形態のパン屋さんが登場します。
きのうこれらの本を図書館でみかけたときは、
一瞬、胸が圧迫される感じを受けて、
あ、近寄らない方がよさそう、と思ったくらいです。
なにか責められるような感じを受けた、のではないでしょうか。
パン屋さんには積極的で明るい人間が好きな人が向いている、みたいな接客業の常識みたいなところでさえ苦しい。私には無理だわ、みたいな。
しかしいまはたんなる本、ただの活字としてすらすら読めちゃう。
この2冊はよくあるパン屋さん特集の本とは違って、カラー写真もないし、泥臭い感じがするんですが、そこがいい。
泥臭い感じはするけれど、あー、イベントってこういう効果があるんだ、と、一般的な開業のノウハウ本ではいまひとつピンとこなかったことがこの本で説明されるとよく分かる。
なにかいまはもうパン屋さんをやりたいとか思っていたことなんか遠い昔のことのような気がして、第一酵母もずっと作っていないのですが、
(ライサワーをつないだものの、んー、明らかに酸味が足りない気がして捨てました。冷蔵庫にライサワーの素である初種があるんですが、はたしてこいつはまだ生きているんだろうか。でもまあ、またやる気になったら一から始めればいいのだ)
きょうの私には、
この2冊の本を息苦しく感じることもなく読めただけですごい進歩というか。
うーん、きっとこういうことを書くと、
がんばってくださいとか応援していますというコメントが来るんだろうなあ…
でも児童相談所に通報(しかもご苦労様にも遠方から!)したひとがいた、という事実を知らされて以来、がんばってくださいというコメントくらいまだいいじゃないのと思う私がいる。
そんで児童相談所の人が訪問してからしばらくして手がぷるぷる震えるという新たな症状があったので、はっきりしました。たぶん、器質的な症状が心因性のものが増幅していたのだと思う。
と、なぜお医者さんに診てもらうのではなくて、自己解決しちゃうんでしょうか私は。
お医者さんに一目で見抜いてもらってとっととメンタル系のお薬をもらうか、セラピーを受けたかったですよ。
あの急速に衰えていく感覚はなんだったんでしょうか。
とかいいながらいまも手がぷるぷる震えてキーボードを打つのに邪魔なんだが、
もしも、
私が心楽しく暮らしている中に児童相談所の訪問があったら、ドガーンと落ち込んだだけだったと思われます。
しかし、ちょうどというか、自分の諸症状は心因性じゃないのか、と考えているところだったので、こういうはっきりとしたストレスが加えられたことによる、新たな症状によってそれが証明されたので、
この3週間ほどの(もうそんなになるのか)両手足のシビレや脱力感、脳の衰え、感情失禁(やたらと涙が流れたり、すぐ哀しくなったりする)、抑うつ的な精神状態、心臓が弱くなったような感じ、動悸、足のもつれ…
これらの症状のうち、シビレは2年ほど前からですが、運転していて酔うこととか、腰まで達する激しいシビレ感は、夏樹静子さんの「心療内科を訪ねて」を読んでハッと気づいたのですが、
心が作り出していたのだと思います。
もちろん、私にミトコンドリア症の母系遺伝があることも、幼少よりの眼位異常(右目外眼筋異常、つまり右目が耳側に寄ってしまう)も、眼瞼下垂が進行してきていることも事実ですが、
握力は女性の平均程度はあり、視力もメガネをかけての矯正視力は1,2年前と変わらず(老眼は入ってきていますね、と言われましたがそれはまあ、あたりまえっつーか)。
いままで私はけっこう悩みやすい性格だったので、なにかあると、クヨクヨ悩んでいたのですが、
悩みがなくなったなーははは!と思っていたら、体が勝手にストレスに反応していたんでした。
と、これを結論にしていいものかどうか。
さらにオチがあって、じつはこういう病気でした、というのがみつからないとも限らないしね。
ただ、いまの感想は、
図書館に出かけることができて、こういう本を手に取って借りてくることも、読むこともできるようになって、
私は快方に向かっている、というものです。
(と書いてあしたになって具合が悪くなるかもしれないが、それは分からない)