蜜柑のたべ方がわからなかった頃。 | 菅原初代オフィシャルブログ「魔女菅原のブログ」

菅原初代オフィシャルブログ「魔女菅原のブログ」

菅原初代オフィシャルブログ「魔女菅原のブログ」

eeeeee


菅原初代オフィシャルブログ「魔女菅原のブログ」Powered by Ameba-未設定



みなさんは蜜柑の筋の白いところ、


とりますか?






いまではもう、白い筋は取らないし、


袋ごとたべるのですが、


(皮は剥きます。剥きやすいですしね、蜜柑は)



小さかったころは自分のたべ方に自信がなくて、



まわりの女の子がしろい筋を丁寧に丁寧にとりはじめると、


慌てて自分も筋をとり、




うかつにも彼女たちが白いすじを取る作業よりもさきに

食べ終わってしまったときは、



自分の蜜柑の皮をくるっとまるめて、早く食べたけど、


白い筋はとったのよね、袋も残したのよね、



というポーズをとっていました。ってそんな演技誰もみとらんわ(笑)。





自分のうちだけがやり方が違っているんじゃないかという

不安がつねにあって、


ひとがなにかやるのを待ってからじゃないと一歩を踏み出せなかったなあ…



蜜柑のたべ方なんて正解があるわけないじゃん!と思う。でもそれは大人になったからで、

子どもはちいさな世界に住んでいるから、その世界のきまりごとに自分があっていないかもしれないと思うとすごくこわくてさびしくてたまらないのだ。








息子は白いすじを丁寧に丁寧にとります。



いったい誰にならったのか。



それともうまれつきのものなのか。






青い蜜柑の香気が小さかったころのことを思い出させました。