こんにちはー。
あさ・ひる兼用のパンごはんでございます。
パンごはんというのも変ですが(笑)。
2、3日前に製造したラタトゥイユ。パプリカとか
カラフルな野菜を買ってから作ろうと思ってたんですが、
カゴメのカットトマト缶と北海道の八雲ファームの
緑色のズッキーニ、玉ねぎ、にんにく、だけのラタトゥイユ。
本日はライ麦パン(もちろん、自分が焼いたやつ)に
のっけてチーズをかけて焼きました。
ライ麦パンって、なにをのせても合うなあ…。
こちらはキャラウェイポテト。
生協で売っていた今松産直 のキタアカリです。
もちろん、自分で考えたレシピじゃなくて、
ベターホーム協会の「ポテトの本」にあったものです。
天板いっぱいに塩を振るのはもったいないきがして、
パイ皿でやってみました。
写真ではあまり色がでてませんが、かなり黄色いですよー。
しかし、この塩パックはどうすれば(笑)?
キャラウェイシードをはらって、お料理に地道に
つかっていきますか―。
大きさは不ぞろいですが、大1個、大きめの中5個入っていました。
これで100円…産直にしても安いなあ。
切り分けてみたら、中が黄色。
写真にしたらちょっとうすくなってしまったけれど。
ジャガイモはナス科でトマトやナスとおなじ。原産地もやっぱり
似たようなところで、中央アンデスというから南米ですね。
キタアカリの特徴として、粉質。つまりほくほくタイプ。
レンジやふかしイモに向くみたい。
パイ皿に粗塩を敷いて(瀬戸の本じおでした)、
ジャガイモをならべ、底がまるいと不安定なので、
本にはかいてなかったが、底をちょっとそぎました。
断面に溶かしバターを塗って、キャラウェイシードを適当に。
塩も適当にパラパラパラ。
で、オーブンで適当に焼きます。
焼きすぎかな、と思うくらいがこういうのはおいしい。
いまじゃがいもは世界130か国で栽培され、2000種類以上あり、
生産高は3億5000万トン。
とうもろこしは世界三大穀物のひとつで、ジャガイモとおなじく中南米が
原産地ですが、標高3000メートルまでしか栽培できません。
一方ジャガイモは標高4000メートルまで栽培できたようです。
もっともヨーロッパにもたらされてもすぐには盛んにたべられるという
ようにはならなかったそうです。ナス科の野菜はみなそうですが、
毒草
疑惑みたいなのがあって、なかなかすぐには。
実際、ジャガイモといえばソラニンですもんね。
調理方法をただしく知らなかったら、ジャガイモの芽をたべてしまったり、
緑色になったジャガイモをたべて、
やっぱり!毒だったんだ!
とかなりかねない。
しかしその後、飢饉や戦争があり、じゃがいもの調理方法と
栽培方法が研究されひろく知られるようになったそうです。
マリー・アントワネットがジャガイモの花を髪に挿したのは
有名ですが、それはグルメで名高いルイ16世のアイディアだったとか。
ジャガイモのビタミンCは林檎の8倍もあり、サプリメントのビタミンCの
原料はジャガイモ…「サラダ野菜の植物史」に書いてあったことですが、
私はルイ16世というとやっぱり、池田理代子のあの絵なので、
あのまるまっちいルイ16世がマリー・アントワネットの髪に紫色のジャガイモの花を
挿してやっているところを想像すると楽しい。
蚤の腹の茶色のドレスよりは、ジャガイモの花の髪飾りの方が、
やっぱり想像していてかゆくないもんなあ(笑)。









