
都築さんの本ならいつだって買いたい。自分のそばにおきたい。
中身も見ずに買って、
故・団鬼六の夫人、黒岩安紀子さんから読み始める。
たまたまです、ひらいたら団鬼六、の名前が目に入ってきたんです。
あー買ってよかった。
しかしなあ…。
息子のクラスのお母さんと一緒になって、子どもたちはお揃いで「てれびくん」を買うわけだが、
都築響一だ~♪と中央の新刊ディスプレイ台から思わず手に取ったんですが、
…なんとなく、
いわゆる、
引かれた、
気がする。
私は本を買うのも借りるのも恥ずかしいことだという意識があり、
それが裏返しになって、
堂々と本の話をしちゃうんだが、
内心、やっぱり恥ずかしい。スーパーで籠の中身が人目に触れるのとおなじ種類の恥ずかしさであります。
まだとりのなん子さんコーナーがあり、「とりぱん」について語ってしまい、
流れで、都築響一。
あー引かれた。
でも、
じつは気にしていない、
そんな自分の唯我独尊が疎ましい。だから気にしようとしている…
微妙な心の綾を腑分けしてみました。
都築さん、今回も楽しい本を有難う。