
あらかじめ幸子さんから画像を見せてもらっていたのですが、
9号線沿いのあまりパン屋さんがないような場所に、
どうみてもパン屋さんらしくみえない、
コンクリート打ちっぱなしのキューブ型の建物。あえていうなら、コンセプチュアルアートの私設美術館…。

中にはいると、香色とは正反対のコンクリート打ちっぱなしの壁と、小物は一切ない、削ぎすまされた空間。
が、そのなかで艶々とかがやくパンの焼き色は見事でした。

ハード系もデニッシュ系もスタイリッシュです。
ご夫婦でパン屋さんというお店は多く、こちらもダンナさんがシェフで奥さんが販売を担当していました。
あまりにもデニッシュ系が繊細で、パティシエからベーカリーに転身するひともよく聞くので
シェフはパティシエだったことがありますか?と奥さんに伺ったくらいです。違いましたが(^皿^)
teteはどういう意味かきいたら、造語で「手と手」からつけたそうです。
パンは一つひとつ丁寧に作られていて、美術館のよう。
まだ2軒目だというのに、またまたたくさん買ってしまう私(>_<)。

27層のマンゴーカスタードデニッシュ。

豚の角煮と蓮根、南瓜のフォカッチャ。
このフォカッチャは銀杏切りの人参や大根が入っていて、
すごく美味しい。

パンだけのリッチなおやつ?

さくさくしたパン生地にナッツが香ばしいクロッカンカソナード。


セーグル オ フリュイはドライクランベリーがたっぷり練りこまれ、
ライの酸味とクランベリーの甘酸っぱさが味わい深いパンです。

ペイザンヌはどんな料理にもジャムにもあう、シンプルなパンでした。クラストの焦げ茶色がきれいで、
深い森のような雰囲気があります。
ふわふわの食感のパンオレ、
美しい濃い焼き色にけしの実をトッピングしたセーグル オ カレンズ。

teteのパンはハード系もソフトなパンも姿がうつくしく、
いずれのタイプのパンもおいしかった。
あ、セーグル オ カレンズはまだたべてないけど
。パン屋さんは柔らかいパンが得意なパン屋さんとハード系が得意なパン屋さんがあると思っていたんですが、
どちらにも同じくらい力を注いでいるパン屋さんがつづき、
かなり目から鱗でした。
bakery tete
長野県佐久市岩村田3625-1
月・第1・3火定休
TEL0267675660