みなさんは菅原が地震まえにルイガノのこじゃれた自転車を注文したのを憶えておいでだろうか。
(横溝正史の影響です~)
きょう決心して、かっこいい自転車で街中を走る!というささやかな夢を棚上げして(あきらめてはいない)
息子を荷台にのせて走るための電動アシストを買いました。
迷っている暇はないの。選ぶ気もないの。
だってガソリンはいざというときのために温存しなきゃならないし(でもあと30kmくらいで\(^O^)/だ)、
供給の見通しはないのだし。
もう1つ、自転車生活になるまえに肉魚野菜果物缶詰サラダ油醤油酒みりんなどの、
超法規的買い出しをしました。
わが家の食費半月分を1日で、いや1時間で遣いました。
案外はやく食品や日用品やガソリンが供給されて、
ありゃーってなる分には構わないんです。
自転車やさんは大忙しでした。見惚れるような洗練されたスポーツバイクをとりにきた若い男性が、
子供ふたり乗せられる自転車はないですか?と聞いていました。
みんな切実です。
温かいものがたべられて(料理に手を掛ける余裕があり)、
自宅で眠れて、
仕事があり息子は病気をしていない。
そんな恵まれた私が
愛車がバッテリーあがりになるまえにガソリンが供給されることを祈るのは、
この非常時において、わがままというものでしょう。
(私は徒歩も自転車も車もバスもほどほどにつきあいたい。
オール電化に限らず、二案三案がないミッションは危ない)
一日もはやくいま困難な状況にある方が日常に還れますように。