十七歳の遺書 神田理沙 | 菅原初代オフィシャルブログ「魔女菅原のブログ」

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eeeeee

いやー、発端はある雑誌の片づけ特集(いま切実汗)で読んだ、


今の時代、一度手放した本だってかならず手に入るんだから、


というような文章だった。



そうかぁ?私は高校時代に手放した1冊の本がいまだに

みつからないで後悔しているぜ?と思って、まあ、念のためにと思って

検索してみたらですね。






十七歳の遺書 神田理沙



なんとありました。



Amazonではコレクター価格ということで破格になっていましたが、

このサイトでは全文を読むことができるうえに、



3つの版のちがいまでわかるというすばらしいものでありました。


おかげで30年ぶりに読み返せました。





デジタル横文字で読むのと、私は新装版が出た時に

表紙のノーブルな少女のイラストに惹かれて買ったのですが、

縦書きの余白の多い書籍で読むのでは雰囲気がちがうのですが、



そういえば当時は若い人の「遺書」がよく話題になっていたなと

思い出しました。



『ぼくは十二歳』『十五歳の遺書』(でも日記を書きはじめたのはたしかに十五歳だけど、

亡くなったのは十七歳なのに、と、十五歳だった私は疑問に思ったものです~)。



ほかにもいろいろあったなあ。



みんな文章や詩が上手で、えー、ほんとに同い年?と(まあそれぞれ生まれた年は

違うんですが、それを読んだ時の私の年齢と同じ、ってことですよ)びっくりしてました。



「十五歳の遺書」はほかの2作と違って、主人公「アリス」(もちろん偽名)は

死を覚悟するみたいなところはなかったので、


もしかしたらドラッグによる事故死だったのかもしれないし、彼女の昔の仲間が故意に

彼女を、ということも考えられるし、


どん底まで堕ちてそこから這い上がってふたたびハイスクールに(あまたの嫌がらせに

耐えながらも)通い、大学では心理学を学んでドラッグにハマった若者を救うひとに

なろうと考えている、アリス。



前向きだー。


と思っていましたが、ある日突然。



って話が横にそれましたが、


ネットってすごいなあというお話でした。




ずっと探していた富岡多恵子の『青春絶望音頭』(べつに遺書じゃありません。

富岡多恵子の青春記です)が1円で(送料はかかりますが)手に入りました。



ネットってすごいなあ。