ボストン美術館展 3 マネ、ドガ、グレコ… | 菅原初代オフィシャルブログ「魔女菅原のブログ」

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ほんとうに巨匠たちの作品が目白押しなのでした。


その前日に、三菱一号館でもマネを観てきたので、


あ、


こんなところでまたお会いしましたね、


と、


勝手に慕わしい気持ちになったりして。


こちらの絵の女性は、


「オランピア」「草上の昼食」のモデルもつとめた、


「ヴィクトリーヌ・ムーラン」



当時18歳だったと知ると、いやもっと成熟している印象を

受けるのですが、


またなぜか、ダリの妻であり、ダリのモデルでもあった


ガラに似ている。と思ってしまったのは私だけでしょうか。



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「音楽の授業」


個人教授で楽器をならっているようです。


女性のふっくらとした腕と盛り上がった胸が、

暗緑色のドレスとの対比で、


よりはっきりと浮かび上がってくるようです。


けっこう大きな絵だったので、それもこの絵の魅力に

つながっていた気がします。



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そして印象派イヤーの最後をしめくくる


「ドガ展」の予告編として眺めたのが、


ドガの「男の肖像」



人物の上半身だけの、シンプルな構図ですが、

男子の表情に浮かんだもの憂さ、懐疑のまなざし、

そのようなものが、S


かすかに傾げた首の形や、やや斜め前方を注視しているまなざしに

あらわれている気がします。



ドガといえば、バレリーナの絵、というイメージしかない

私には新鮮な一枚でした。


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そしてこちらは、ピーテル・デ・ホーホの

「オランダの家の室内」。



この画家を覚えていた自分にちょっと驚きました。


「フェルメール展」で出逢った、フランドル地方の画家です。


フェルメールが暮し、絵をかいていたデルフトの画家であり、


家庭内の情景を描くことが多いようです。



ホーホの絵はこの一枚だけでしたが、もし、「フェルメール」を観ていなければ、

気に留めずに通り過ぎてしまったかもしれません。



私はけっこうざかざか飛ばして観ます。


巨匠の作品であっても話題作でも、

興味がもてない絵は一瞥で終わりだ(笑)。


そのかわり、すきな絵の前には長めにたっていたい。



でもねえ。


それってやっぱり知識というか、経験が浅いからなんじゃないだろうか?


という疑問が…すきなタイプの絵が決まっているからだと思っていたんですが、

美術展はみればみるほど、許容範囲が広がっている気がします…。