説明しよう。
皐月22日から23日にかけて、話題の美術展をめぐった
私は、22日に千葉市美術館で伊藤若冲と、東京・
三菱一号館美術館でマネを観ていた。
23日はあいにくの雨だったのだが、
まずは根津美術館で燕子花図屏風をみて、
次に向かった先がここだったのである。
そう、
森アーツセンターギャラリー。
森美術館と同一人物だと思っていたが、住所は同じだが、
違うひとだと分かった(笑)。
六本木は国立新美術館とサントリー美術館のある、
いわゆる東京ミッドタウンにはよく、でもないが、まあけっこう行くんですが、
この森アーツセンターギャラリーははじめてでした。
23日の朝に行、ってその佇まいの美に心打たれた
根津美術館とはまるで逆の行き方だなあと
思いましたが、
それは一見、近未来都市を思わせる、
聳え立つ森タワーであるとか、
入り口にあったこのような、モニュメントであるとかですが、
蜘蛛みたいですねー。
去年、横浜に遊びにいったときも、メカニックな巨大蜘蛛が
登場しましたが、
ネット社会でもあるし、蜘蛛の巣=ウェブという意味合いもあるのかもしれません。
ただ、デザイン的であると同時に、
木々の緑や、人工の滝など、自然のものを取り入れているところが、
サントリー美術館などもそうですが、
いまどきの都市のなかの美術館なのかなあと。
スタイリッシュなデザインと、自然の融合というか…。
美術展をみはじめたころは、
というか、画集の中の絵をみて楽しんでいたころは、
美術館自体には全然興味がなかったのですが、
この頃やっと、美術館そのものにも興味がむくようになってきました。