さっき、メガネ店で具合なおしをしてもらっている間、
どれにしようかなーとかるく迷って、
最初から引き込む力のいちばんつよかった、
林真理子の「下流の宴」を読んでました。
分かる分かる、と思ったのは、
主人公48歳(お、私とほぼ同じ!)の息子がハタチ(一回りちがうのね、うちのと)
なんだが、
中卒でマンキツでアルバイトをしていることに、母親は地団太を踏みたい思いなわけだ。
べつに、そんなに難しいことを要求していない、ふつうに大学まで出てくれて、
サラリーマンになって、ふつうのひとの上等の人生を掴んでくれれば、
という思い、わかるなあ。ひしひし。
うちの息子は保育園からずっと、
けいくんには才能がある、発想が豊かでおもしろい、きっと将来芸術の方向へいく…
と言われていますが、
いやふつうでいいですから。大卒じゃなくて、高校を出て
もしできたら専門学校に行ってくれて、
一生続けられる仕事に就いてくれたら、
って思う。「下流の宴」じゃないが、これがそんなに贅沢な望みだろうか、
と思う。でも贅沢なんだろうなあ。いまどきは、だって、正社員として就職できることが
僥倖なんだもんね。
さて、前置きが長くなったけれど、そんな将来を嘱望される、
けい画伯から贈呈された、
母の日のプレゼントがこちら。
最近、なぜか甘えっ子に拍車がかかり、
「ママ」と呼ぶんだよなあ。
しかし。
だいすきなら。
美化して描け200%増しくらいで。
けい画伯はまいにち飽きることなく、
10枚以上の「絵」をものしておられますが、
はたして、こんな彼の「才能」は本物でしょうか。
きのうはちなみに、ブログネタ力士の部屋を描いてくれました。
なぜか、
「めっちゃヒーロー」という垂れ幕があり、
「アリクイ」がいるという、シュールな部屋だった…
画伯にならんでもいいよほんとうに。
だって。
コピー用紙がほら、また無くなっている…。