付き合ってる人のために努力したこと | 菅原初代オフィシャルブログ「魔女菅原のブログ」

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付き合ってる人のために努力したこと ブログネタ:付き合ってる人のために努力したこと 参加中
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えー。

つきあうって、つまり、両想いってことですよね。
努力するんだろうかしかし。


片思いの相手のために、見当違いの努力をしたことは
多々あるなあ…トホホ。


20代の頃、すきだったひとが映画フリークだったんです。


私はといえば、月給が出たら、土日のいずれかにローカル線で
映画館のある町までいって、


とくに趣味はなく、ただなにか1本見て、現実を忘れていたかった、ぐらいの
消極的な映画ファンでした。


片思いとはいえ、じつは仲は良かったので、ほぼ毎日のように
会って話していたので(それじゃあ、両想いだったんじゃ…とお思いでしょうが、

いや、私の友達に片思いでしたから彼は)、



彼にふさわしい女性になりたい、というなら可愛い服を買うとか、
都会の美容院にいくとか、

まあ、打つ手はあったと思うんだが、


私のやっていたことって、

ますます、「いい友達」に磨きをかけるようなことだったんだよなあ。



彼がみた映画を、ひそかに後追いで見てくる。
その感想で盛り上がる。

彼がすすめる本を一気に読み切る。
「帝都物語全十巻」を3日で読んだもんねっ。

すげーなー。

彼がすすめる本は片端から読み、映画館にひとりで行き、


ますます、女ばなれしてつきやいやすい、いいお友達、

の地位を不動のものにしていたわけです。


うーん。


ところで、彼が片思いをしていた私の友達というのは、
小柄で色白で、ちょっと南野陽子に似ていました。


そんでもって、彼は南野陽子ファンだった。


ある夏、思い切って彼と一緒に映画に行くことをもくろんだ私ですが、

南野陽子主演の「菩提樹」…いろんな意味で終わった、ってかんじ(笑)。



片思いの相手のために、自分を磨く、というのはすばらしい
行為のはずですが、私の場合、やればやるほど、

彼にとって、気の置けない親友、


に近付いていくだけというのがだんだん空しくなっていったなあ。

どこらへんがまずかったんでしょうか…




でも当時彼に教わったたくさんの本と出逢えたのはよかったと
思うし、そういうことでもなければ、

私がタルコフスキーの映画を見るなんてなかっただろうなあ。


みなさんは附き合っている人のために努力したことってありますか?