ブログネタ:ケンカしたとき自分から謝る?謝らない?
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もちろん、
もちろん、
自分が悪い・悪くないにかかわらず、
自分から謝る方がいいということは、経験上分かっています。
私も社会的人間なので、ふだんは、自分から謝ります。
誤解から人に責められた場合も、まず謝ります。
おお、我ながらなんてできた人間だ(笑)。
…先日、スーパーでこんな場面を見ました。
店員さんと女性がなにかずっと言い争っている。
はじめは、たとえば、スーパーのパートさんが
就業後にきょうの仕事のことでなにか抗議しているのかな、
と思っていました。その理由はあとで書きますね。
でも、ずーっと、
「だから!」
「いや、だから…」
「それは分かって…」
という、膠着状態。
私も買い物があったし、ずっと耳をそばだてているのも、
なんか人として下種だなあ、と思って(でも真相は気になるんだが)
そばを離れました。
そんで、けっこう時間をかけていろいろ買ったあとで
レジに回ったら、
まだやってたんである!
しかも店長まで加わって、えー、3対1なんですけど。もちろん、女の人が1だ。
ずーっとあの調子だ。
どうやら、女の人はお客さんらしいとやっと気づき、レジを通って袋詰めを
していたんですが、
私が女性客をスタッフかな?と思ったのは、
お店の人が絶対に
「謝らない」
からでした。クレーム解決の原則に外れているよーとよそのお店ながら
気になりました。
あのお客さんは、ただ、
謝ってくれれば気が済んだはずですが、ここまで長引いたら、
これはもう感情がこじれてしまったことでしょう。
このスーパーは、ダメだ、と勝手に見切りをつけた私でした。
謝ればいいじゃないですか。
相手はしかもお客さんですよ?
お客さん相手に、勝つことになんの意味があるんでしょう。
私は自分が悪くなくても謝ります。
たぶん、それはいまの人間関係がうまくいっているからだと思いますが。
自分が悪かったと思ったら、すぐ謝る。相手がすぐ許す。
こちらが悪くなくても、謝る。相手がやがて私が悪くなかったことに気づいて、謝ってくれる。
いまの私の周りの人間関係はおおむね、こんな感じです。
信頼できる相手に囲まれていると、謝るのはたやすい。
謝ることで、プライドが傷つくこともないし、侮辱されたと思うこともない。
昔はこうじゃなかった。
勤め先の上司とも、本部の社員とも、いっつも喧嘩上等だった。
私はもちろん、自分が正義だと思って戦うわけなんだが、
なぜかいつも負けて悔しい思いをするのは、自分、だった。
販促物の数が合わない、と本部がいう。
そんなことはない、私がきっちり数を合わせている、と応酬。
じつは上司がお客さんに勝手にサービスでつけていたものが
あったりして。
今度は上司に腹を立てる。
私は正しいのに、どうしていつもこんなに報われないのか。
…というような人生を30代までずっとやっていた気がする。
それも修業だったのかもしれないね。人生の。
ケンカしたら、自分が正しくても謝る、
これができるようになったのは、
私がいま、まわりの人間関係に恵まれているからこそ、かもしれません。
でも、いや、たぶん、私は人間関係に恵まれていない、と嘆いていた頃でも、
自分から謝ってみる、という処世術を試していたら、
なんで自分だけ、という被害者意識とは無縁でいられた気がします。
以上99%はね、という話でした。
でもでも。
世の中にはね、これだけは譲れないというものがあるんだよ。
いつもいつもじゃくて、年に1回か2回くらいなもんだけど、
そう、1%くらいのもんだけど、
そのときだけは、絶対に譲らない。譲らなくていい。
たとえ負けたとしても、最後まで自分の言いたいことを
言い続けたいと思う。
そういうときだって、ありますよね。
そういう時が一切なくなったら…楽かもしれないけれど、
生きていて楽しいか?
私はこんな感じですが、みなさんはケンカしたとき
自分から謝りますか?
All About 「ストレス」 親しい人とヨリを戻すための極意