佐賀のお菓子 2 丸ぼうろ | 菅原初代オフィシャルブログ「魔女菅原のブログ」

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南蛮文化へのあこがれが描かれた、包装。

よく見ると、表情もほんわかして可愛いー。



ぼうろ、ってどなたでも一度はたべた

ことがあると思います。


あの、素朴なお菓子は、佐賀が本場なのだそうです。


本場のぼうろって、どんなんでしょう。



やっぱり、たべてみたいじゃないですか。


(って写真を撮るのを忘れていました~)



ひらべったい、佐賀ぼうろは、こんがりきつね色で、

独特の食感でした。さくさく、でもないし、もっさりしているわけでもなくて、


齧りとる最後の瞬間に、ぎゅ。 という感じの歯ごたえというか、歯触りがある…


ゆで加減がうまくいったパスタみたいな感じですかねー。

なんでしょう、この軽い弾力は。


表面の照りと甘みのなかの、かすかな旨み。

砂糖のかわりに、みりんを使っているのかな?


原材料の表記を見ると、小麦粉、砂糖、卵、蜂蜜、

水飴などとあって、順番からいうとわずかな使用量かもしれませんが、


みりんもはいっていました。ふふふ。なんかうれしい。


まえにカステラの作り方を読んだら、「みりん」が使われてあったのを

思いだしたのです(・∀・)V。


丸ぼうろの底には、粉がついていましたが、これは手作りで

一個一個型どりして粉をつけているからだそうです。


さいきんよく見かける、表面に粉をまぶしてあるパンを思わせますね。


小麦粉の味わいを大切に作られたお菓子らしく、

なかのパッケージには、麦のイラストが使われていました。



森茉莉の幼い日々を描いたエッセイに、母方の祖父が

佐賀出身で、遊びに行って、茉莉がお習字をすると、


よく書けたと褒めて、缶にしまってあるぼうろをとりだして、

褒美にあたえてくれた、とあったのですが、


これがその佐賀のぼうろなんだな…。



丸ぼうろを選んだときには、そのエピソードのことは

すっかり忘れて、ただ、おいしそうだなーと思っていただけでしたが、


脳みそのどっかに、「佐賀のぼうろ」「森茉莉の子ども時代のおやつ」

がひっかかっていたのかもしれませんね。