羊羹の消費額日本一にかがやく、佐賀。
ということは、甘いもん好きの聖地でしょうか( ´艸`)。
でも、だからといって、うちがうちが、ということもなくて、
いただいた村岡総本舗のカタログには、
「東京や京都とはまた違った「羊羹・和菓子の本場の味」を
お楽しみいただければ幸いに存じます」
とありまして。
村岡総本舗佐賀駅北口店で、たくさんのお菓子を
選んで買った私ですが、真っ先に選んだのが、
この「栗羽二重」。
2つ入り。けっこうずっしりしています。ひとつ80g。
(12日に買ったのですが、賞味期限が15日!でした。
村岡総本舗のHPにも掲載されていない、
現地で買うしかないお菓子なのでした。
そんでもって、ほんとうに美味しいのはそういうお菓子ですよね)
クリーム色の一片をツマヨージで口に運んだら、
大げさではなくて、一瞬ですうっと溶けた。
豆腐の裏ごしを2度することを、「羽二重」というそうですが
まさしく羽二重。こんな食感の和菓子ははじめてです。
型枠で作ったらしい、白あんにおおきな栗がごろんと
そのまま入っています。
原材料は、大手亡豆、砂糖、栗、卵、クチナシ色素。
朱鷺色の箱に、栗の絵だけのあっさりした箱に
おさめられたこの和菓子は、私にとって、
「佐賀=甘いもん好きの聖地」を強く刻みつけた
お菓子でした。
大食いイベントがなかったら佐賀にくることもなかったろうし、
バスセンターできゅうさんと会わなかったら、ひとりで
村岡総本舗に入ることはなかったろうし、
駅や空港でも村岡総本舗のテナントはありましたが、
この「栗羽二重」はおいていなかったので、
ほんとに、めぐりあわせでした。