図録は買わなかったし、ポストカードもなかったんですが、
誰もがひどくひきつけられていた絵があります。
「我が妻」 32
ゴットリープ・テオドール・ケンプ・フォン・ハルオンカンプ
(はしりがきのメモなので少し、ちがっているかも~)
これが凄い妻なんだ。
結いあげた黒い髪の黒々とつややかなんだが、どこかに
猛々しいものがあるかんじ。
首には黒いドッグリング、毛皮のドレス。
みな黒なんです。だから、黒の質感をそれぞれかき分けている。
しかし、そんなテクニックもさることながら、この妻の目力の凄さよ!
オノヨーコか?と思わず立ち止ったのは私だけではなかった。
サイズはそれほどでもないんですけど、みんな寄ってたかっていた(笑)。
これからご覧になる方も、ぜひ、寄ってたかってみてください(笑)。